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夕立が染めた頬一雫垂る鳴かず飛ばずの僕に一瞥
5
地位を得て
頭
(
こうべ
)
が上がる人あるが頭が下がる人になりたし
9
今夜こそ眠りに就くのは最後だと 思ひて過ごす宵の常かな
4
どうしてもなりたい人になれなくて諦めたころ不意にかなった
6
退
(
ど
)
かされた洗面台と洗濯機茶の間に
居
(
お
)
りて
寝食
(
しんしょく
)
をとも/排水管更新工事
14
人工池 鳩たちオチリをつけていた 君らも暑いね 涼みたかろう
13
練り香水
(
キンモクセイ
)
連れて帰るは また次回 暑さまだまだ夏の名残りで
10
暑
(
)
さの終わりが見えぬ日々 命の終わりを待つような 落ち葉暑さの終わりを待ち侘びる
(
)
3
風鈴は 暑さに彩る 思い出を 最期の夏も 色鮮やかに
5
あおむしを見て幼な子が今はねぇダンスの練習してるよと言う
9
呑んだなら炭水化物は食べぬぞと 酒場帰りの狂おしい道
14
彼は今無性に季節の風媒花夢見てどこゆく光を蔑む
7
底曳きの甘海老が抱くえびたまご 場違いなほど鮮やかな蒼
11
金沢の底曳き漁が解禁で 店主煮付けし
耳烏賊
(
みみいか
)
旨し
13
即席で塩焼きそばを作ったら家族に好評そんなもんだ
11
1つだけ持っていくならギターかな 歌に飽きたらボートになるし。
4
姉猫
(
おねーたん
)
呼んでおいでと ちま猫に 言ったら呼びに行ってくれたよ>日本語ワカッテルネ
15
ややこしく考えるから なんかしんどい 実家に帰って母と 桃たべる!(シンプルに)
13
鏡像が鮮明過ぎて着飾った己を振り落せずにいる夜
14
ポンポンと胸を叩けば悲しみがそっと消えてく体がほしい
50
異業種の人との会話面白いそんな見方もあるのか気付き
18
カレンダーやハロウィングッズ売る頃はもっと涼しくなってるはずだが
6
ダイソーの手帳のリフィルのカレンダー今年は買えたよ3店廻って
5
秋なんて本当は来なかったんだとか思いたくなる暑い朝九時
9
世の中に期待をしなくなった僕は無敵 嫌なアイツら消える
6
秋空に 近づいて来る米軍のエンジン音よ 空は水色
12
夏を越え咲きつづけるやホウセンカ校舎にかえり教材となり
11
公共のぐする赤子の鳴き声に苛ついた僕を誰か殺せ
4
だるい朝 痛む体を引きずってそれでもやはりメイク始める
15
純白の彼岸花咲く 夏の陽に秋の風吹く団地の端に
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