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寝る時は明るくないとダメだった娘が今は豆電球で。
7
出先にて不意に舞い来る六つの花黒のコートにくっきりと咲く
12
雪の上に跡は見えねど山里の霞む梢や春の通ひ路
11
何度でも布団をかけるは母の愛知らずに眠る可愛い子
14
進展を望んでないし望めないでもおやすみLINEもう見返してる
7
ふゆこもり 木の芽もはるの寒ければ
衣更着
(
きぬさらにきる
)
つきぞなりける
5
胸の底しろく冷たい言の葉は春のひかりに灼かれて消える
5
まだらぼけ おいなりたべて 「おいしいなぁ」 なんかよかった きょういちにちが
22
顔面に覆い被さる墓土
(
はかつち
)
の息苦しさをふと思い出す
6
お箸から 転がり落ちる エビフライ 蟻の世界に 花びらが舞う
5
自販機が いつも吐き出す 500円 週3くらいで 訪れてほしい
3
見にゆきし 緋寒桜の LINEくる ベッドの上から 感謝を
返信
(
おく
)
る
12
晴れ間には軽やかに舞う春の雪海のない街にも凪はある
15
蕗の薹
薄黄緑
(
うすきみどり
)
の 衣着て 吾を待つかな 如月の空
16
丁寧な 仕事の出来は 心打つ 手抜きせぬ技 病棟の朝
18
同期会五十余年の時
止
(
や
)
んで「女の子たち」の語らいはつづく
15
散る散る桜 川面落つ 輪廻転生 咲き溢れ
3
父を乗せ 車椅子押す 喜びよ デートみたいな 親
(
ちか
)
しさ満ちて
11
温かな
常緑
(
みどり
)
の
懐
(
ふところ
)
抱
(
いだ
)
かれて鳥は囀る夕暮れの歌
14
人の名が肝心なとき出てこない これもしかしてアレなのだろか
15
子育てが毎日放つ新しさ 集中したいどんなことにも
13
友Aに 言われて気付く Bの良さ こんな仲間に 限りない感謝
11
キューピーのようなお腹もシュッとして 赤子の名残り薄れし二歳
22
積み木一つ積めたそれだけそれさえも 嬉しいことを子を産み知ったよ
19
ズボン履き女子高生が車座で井戸端会議冬の木洩れ日
11
意思表示避け委ね合い膠着す 保たれる和は滑稽の域
11
あのガムの絵柄を馘になってから雪原よりも白い経歴
4
教室のパースはいつも静謐にジュブナイルを舞台装置に
5
晴れた朝寒かったんだ寝相もそう放射冷却出すウルトラマン
9
恋しくない歳下男子を待つ事は「ビミョー」ってちょうど便利なことば
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