分かち書きせぬのがいいとアドバイス活かし早速一首詠むなり
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「あうだぁ」に「パパって言った!」返す声 ストーリーズも ほほえんでいる
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「気を付けて」 大人の僕にかけられる いつか写りたい、あなたのフレーム
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富士講を 横目眺めて 電車待ち 浴衣姿は 初夏の訪れか
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たれかれの灯芯に夜祈ること束ねた花を逆さ吊りつつ
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店先に並ぶパプリカ鮮やかに モノクロの空に飽く目を射抜く
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毎朝この人と話す ありがとう、嫌いだったな ダイヤ改正
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死んだらよろしくで生きている4番目のトラックがうるせえ
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遠い日に 初めて撮った プリクラが 遺品整理で みつかり…涙
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起きてる?のメッセから3回変わった季節と私のプロフ
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手を握る臥床の兄の胸元の ぼんやりとした悲しみがくる
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ケイトウの花を贖う天啓は虹の城すら虚空日月
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腹に入れば一緒 腹ってゴミ箱じゃないんだよ 入れ方考えなよ
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いただきます 切り分けてもらったケーキ 層ごとにフォークは重くなる
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コーヒーを何杯飲んだか分からない 心が痛い日曜の午後
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梅雨晴れ間長めに切り取り壺に挿すカサブランカはうつむき薫る
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帰省中父の手料理マジ美味うまく 必ず2える法則
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閑日の製氷皿はしんとひねる互い水位を知りたきあまり
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本番に強いんだよないや待って やっぱだめかも胃を刺されてる/試験帰り
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大祓 茅の輪をくぐり思う事 残り半年無病息災
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梅雨の朝 隣で妻子寝息立て 川の字で聞く 鶯の声
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鯉の影 ようよう遠く なりにけり 六月の暮れ セリーグの梅雨
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ドア開き 一目散に 駆け出した ここはディズニー? いや図書館
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九時前に 蛇の行列 あれは何? 新時代の 図書館さ
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日曜の午前に起きたそれだけで少し得した気になりませんか
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玄関まで ねこにせつなく 見送られ 帰ってくるよと言ひ聞かせたる
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頭痛薬 ポッケに一個は入ってる お守りとして実家に向かう
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スポドリと流水素麺そうめんおいしくてかゆだけで無いと知る感染時 / ふと思い出して
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星の砂 あなたがくれた思い出は 幼き日々の宝物です
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太陽の 陽が落ちた時 我が光 消えて行くのだ 私は月
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