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花風が 映した蒼の ゆらめきに 翼をたたむ 雨後のカワセミ
16
ぽかぽかの きみとおひるね うれしいな きみとふたりで なにもしない日
9
古
(
いにしえ
)
の人も味わったのだろな 瀬田川渡る風 心地良き
12
境内に鮮やか繁る青もみじ 木漏れ日眩し石山
詣
(
もうで
)
15
珈琲の豆はどちらを買うべきか いつも通りかアイスブレンドか
8
やめてくれ そんなにわたしを いたぶらないで たすけてくれよ やめておくれよ
5
ほどほどの 用事と予定 ポカポカの ごはんとお風呂 休み満喫
7
我が母の友人知己のみな逝きてひとり残さる命ぞ悲し
19
心地好い 疲労感に 満足し 上見上げれば 快晴の空
14
色弱ときみは自分を笑うけど青い桜を共に愛でたい
11
ひさびさに 明るい花壇をまじまじと 薄いブルーの小さき花よ
15
美容院いくとき お洒落したくなる だけども抑えて いつもの
雰囲気
(
デニム
)
11
薫風に隣家で はためく鯉のぼり 吾に真鯉はまだ見つからずや
8
悲しみが桜の波にさらわれて真っ青な空 短歌にしよう
12
見上げれば 雲一つない 青い空 顔を下ろすと 残雪の山
11
晴れたけど 今日はお家に こもりたい 自分暴走 手綱がきかぬ
10
脳裏から家のあれこれ拭い去り 今日は孫守り 集中集中
11
ハチ駆除者が始球式投げるアメリカのセンスが流石ただただ流石
15
眩
(
まぶ
)
しくて広げる5月これでもう片手はいつも日傘と手つなぎ
14
傘閉じて袖を濡らしてふと見ると、水玉模様にひんやりしてて
6
相合で惚れてるほうが濡れるなら、傘を閉じよう二人で濡れよう
12
チャック付きビニール袋をひと息に閉められる日がいつか来るかな
12
晴れたものの ねこはベッドと箱にこもり まだ目が覚めていないと見ゆる
8
記念日の直前くらい 美容院 渋らずウキウキ行こうぜ自分
16
敬老パスなるもの届く いよいよに 嬉しさ寂しさ しばし見つめる
12
走るたび黄砂集める車には夏物と愛。父が明日来る
25
あの言葉 忘れないでね いつまでも 降る雨のよう に降らせるから
7
通勤の電車に揺られ眠る君 推し測るニホンに馴染んだ歳月
3
野性味が 溢るる蜂の ひとしずく その労思い 蜜をいただく
13
君はナスの天ぷらが食べたいと言った そうだね、と国道を走る
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