あなただけ それは嘘ではなかったの あの瞬間は そう願ってた
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身体だけぬくもりの中に置いてても何故か一人のベンチを想う
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強き風 眼を閉じ「いいね」という君のそばに居たいとただそう願う
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安い部屋 今は『あなたの私』でも 真夜の電話に怯える寂しさ
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後ろ髪… なんて間違い へばり付く 大気の中で 脚が進まぬ
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五月晴れなのにビールを飲みながら引きこもりする古希はオジサン
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「いまはまだ・・・」 恥ずかしがり屋は藤の花 香りはしても姿は見せず
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五月雨は陰暦五月の雨だから 今降る雨は五月雨ではなし 
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雨降りも 作業決行… やっぱ駄目 内輪も仕事も 空回りして😅
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晴れるとか雨で気温が下がるとか天気の話でどうにか平和
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冗談は たわいなければ笑い合いネタ次第では険悪となり
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あの夜と同じ温度と気付く時あなたも私を想うだろうか
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冬物を一枚仕舞わず出したまま 数日前の自分に感謝よ
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君はいまお元気ですか。隣には誰がいますか。幸せですか。
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ついこの前 洗い仕舞いしジャケットを着るは口惜し 肌寒の雨
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『妻』でなく『私』でいる時間とき しばし必要だなと仕事しながら
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裏飯屋昼に行ったら廃屋に欠けた茶碗と錆びた鍋釜
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明日わたし 惑星に帰ると 妻の夢 いよいよその時が来たようだ
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緑茶気分 新し伊右衛門飲むとしよ 夏も近づく八十八夜
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茶や灰の山に芽吹いた新緑が 歩道 飲み込む初夏の訪れ
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祖母語る庭の草花 鮮やかな 正体を知り またひとつ賢く
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五月雨の野山にふる日館にてバイオリン弾き合奏しけり
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野晒しの溜まった水に雲映る秋は芒が穂を出す眼窩
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あの日から、頭の隅に君がいる。朝、昼、晩も。寝ても、覚めても。
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気が向かず散歩を休む窓の外 雨も降り出し仕方なからむ
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マタタビさん おいしいおいしい おいしいね よっぱらいねこ にちょあがりかな
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フル充電 休むだけではいかぬらし 人のメカニズム いとややこしき
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はじめてのルビーレッドのキウイ切る あかあざやかで お日様のごと
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声だけが響く愛情表現は逃れられない罪も同じで
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神様がきみに向かって剛速球 流れ星ってラッキーチャンス
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