半額の パインの甘さ 格別で とてもお得な ご褒美となる
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合格と 固く誓った あの日から かたくはなってる あたまペンだこ \浪人
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持ち寄った思う幸せそれぞれの思いそぐわぬものは外して
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じめじめと湿気を好む人間もきっとこの世にいることだろう
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灰色の海と空とを背景に笑う二人の居る唯一さ
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コーヒーに黒いイメージあるけれど見れば感じるレトロノセピア
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冷コーにさしたストロー誇らしく夏の朝日へ向かって立ちぬ
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熱いシャワー 一日ぶんの汗流す お疲れお疲れ、と 湯が跳ね歌う
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押し寄せる怒涛に灯台探しては心ともして息継ぎをする
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いくつもの 答えを抱え 膝抱え 頭を抱え 自分を抱いた
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カロリーがなるべく低い氷菓子探すの諦め氷を舐めてる
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母と食べる餃子とチャーハン 美味しいな フレンチ・ランチに勝るとも劣らぬ
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ひとりきり佇むホームに舞い落ちる雪をあなたも見ていますか
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格好良い 公園で待つ 恋暗い 来いと横目で 空読みしてる
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思い出や気持ちを形に残す ときどき壊して、無かったことにする
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苦しいと作って表現したくなり、気が紛れると全部燃やしたい
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恋を知るきれいなあなたたちだってまとめて壊してあげるよ ほ ら
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雨粒の素数に捨てた開口のあめんぼあかいな あ 嗚呼嗚呼
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米炊いておかずも作る君を見て 私子育て大成功だなって
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短歌うた詠みもおのれの気分で右往左往と 今日の振り幅丁度のとこか
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遅れ薔薇気にもされずに雨風も 灼熱にも耐え凛として咲く
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かき氷 甘いシロップ 最初だけ  淡いイチゴの恋よ切ない
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爪を切るわずかな時間のベランダで夏が来たんだと実感している
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還るとはいつかの夏か給水塔星の遠近おちこち頬でねだって
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君帰り隔離部屋から顔を出す ねえねえ早く雀魂じゃんたまやろう
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目も合わない LINEもこないし もう無理か 脈がなさすぎて死にそうですが
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好きだって だけで罰を 与えすぎ 勘弁してよ 恋の神様
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『好きなんだ』何回言っても 届かない どころか声に 出せやしないの
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倫理の教科書でソクラテスが死んだ コーヒーの氷の溶ける音
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見たいけど怖くて見れず父の背に 隠れて覗く「鬼滅の刃」
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