人らしく振る舞うことには慣れてきた 人の定義は知らなくていい
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シンプルに生きたいけれど生きれないこんな私の憧れは君
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この国は未来がないとか滅ぶとかカッコつけるな怠け者ども
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鬱の字が未だに書けない「憂うつ」も 「うつうつ」も軽く透けた別物
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更新のプログラムとは何だろう。このままにしてと言うけどいつまで?
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散らかして 片付けてまた 散らかして また片付けて その繰り返し
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君の顔、匂いも温度も脳裏から  離れぬ私は夙夜夢寐しゅくやむびかな
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額買って子どもの描いた絵を飾る 夏が始まる今日を祝って立夏
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止めておくれよトイレの張り紙 酒と女とレバレッジ
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障子紙うらとおもてをまちがえて 見ておけこれがオリジナリティだ
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西にゆくことしか知らぬ隊列にいつしか僕の日々があること
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インスタでソロで下向く推しの顔今年も来たか生誕の日
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流星の軌跡が告げるこの空にきみが遺した路のあること
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終末と真逆のことをしてみるの まだまだ世界は終わらないから
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連休中 一日だけの里帰り 家族で囲む ボードゲームよ
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写真撮り 笑顔がないと指摘され 笑い方などとうに忘れた。
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読み終えた週刊文春放り投げ青空の下散る愛子様
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小説家、夢見たけれど理系行き まぁ良い私の全てが文学
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受験生 カフェイン身体、満たしてく。大人になるって苦味が伴う
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辞めたいと思っていても惹かれるの さながらわたしBa・Ca・Pbバカな 硫酸
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辛いだろ こっちは遠慮いらんから 何でも吐いて 背中さするよ
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「七割だ」 落ち込む隣の受験生 「私は四です」 元気出して
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貴女の想いうたを受けとめて 「彼女の思い」を 識りえた償い幸せ
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同じ時過ごせしつまとの思い出はひとりのものぞふたりではなく
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空弾そらはじく 音がやぶいた 左胸 中身出てきて 土にこぼれた
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「そばにいて…」やっと言いたる我に説くつまの理屈が蓋をとじさす
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デ|タならボタン一つで丸ごと消える 愛情おもいではそうはいかない
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友達の 本棚をふと 眺めると 右になぞって 左にもどった
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一度だけきたきりだった振袖を質屋におろす さよならわたし
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八朔を見た目で選んで旨くなく オトコと同じと母に笑われ
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