25mプールの5m地点でぼんやり 本当はどこに
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会いたかった人に言いたかったことも言えて顔は忘れた 嘘ですハッキリと
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ヒトの為に色付けてんじゃないだろうにあんたたち 謝るのもエゴが過ぎるね
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唐突にグータッチねだる幼児おさなごに 驚き照れつつ こぶし合わせる
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理不尽をゴリ押しできぬ人間は徐々に居場所が狭くなりけり
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旅立った愛犬思い涙する虹の橋にて再会望む
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今日もまた眠れぬ夜となりそうだ休まる夜はいつになるのか
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幾夏いくなつの標準偏差に差はあれど満点取れる気がした放課
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1人では解決不能とわかりつつ頼れる先もどこにもあらず
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情けなや苦しい時だけ神参り弱き心がさらに弱まる
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ふと見ると西の夜空に赤い月 絵に描いたよう綺麗な三日月
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あの雨の後から蝉の声はせずアナウンサーの話す声だけ
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秘密です、あなたを見つけるその理由わけは。 「背が高いから」を隠れみのにし。
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陽の当たるあの子の隣にいるときは海の中で息してるみたい
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8時まで昼寝 よく見たら18時 お得感でまたひとねむり
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鮭から骨抜いた言うから買うたけどダーツの矢みたいやから許すわ
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「ぜひ〜」は社交辞令であろうけど 沈思熟考いかに応えん(諸姉の御助言乞う)
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久しき学校恨めどきっとあの子は教室にやってくるから
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若い娘に呑みに行こうとLINEせば 「ぜひ〜」と返され 沈思する俺
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同類を育てる教育疑問持ち 拒否することで抗う戦士 /不登校の子どもたち
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りっぱにはなれない、いつも恥ずかしいわたしのままでそっと寄り添う
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切り株にならうと思ふ 養分を若芽に与ふしずかなものに
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予報見て続く暑さにうなだれる我を慰む九月の花火
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懐かしいアイスを食べる 思い出や涙があふれて疲れてしまう
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逃げてきた 追われていると思ってた 踏まれる位置に咲く花が悪い
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不均衡はびこる国の蒼白き月よ、女よ、もはや譲るな
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誰とでも手を取り合えるわたしではなかった 友のかたじけなさよ
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夕方に届いたライブDVD、見てみたいから、まだ死ねないや。
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将来の不安・焦りをうやむやに溶かした赤紫に溺れる
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暗くなる時間がだんだん早くなるだんだん涼しくなってくれぬか
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