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喧騒の服を着る街とりとめのない人々の甘い残光
6
耳鳴りをものともせずに食い込んだきみのくちびるから散る火花
4
江ノ電の 走る音さえ 淋しくて 子の住む街が 遠ざかりゆく
28
りんごパイひときれ齧り、カフェーなる窓の戸たたく聞く
雨礫
(
あまつぶて
)
7
明日も出勤、さぁ帰って、風呂入り早く寝ましょ
8
帰りの電車、遅延で🈵🈵外は雨、みんな寒いし家路急ぐ
8
なぜ捨てぬ使い終わったアレやコレ 溜まってくのはモノだけでなく
17
☔️の飲み会🍻結構混んでるコース料理屋、でもしょっぱかったかな
6
ひんやりと曇ったバスの窓の外 世界は少し柔らかかった
11
白米を 貪り食べる 幸せを 米がないとき 初めて気付く
14
二十四時孤独に光るコンビニは宇宙を揺蕩うひとつの惑星
10
浴槽の設定温度を上げようと即決するほど今日は寒くて
15
おさしみにやまほどわさびのせてたべ なみだながしてさみしさわすれ
13
午前中別の日として置いといて 午後の昼寝で歌を忘れる
6
夕暮れにひとりブランコ漕ぐ俺に ご飯よと呼ぶ母の影なし
12
知っているここを曲がって左だろ? 知らない景色ラブホテル街
7
どうしてもまわりの理解得られない そんなふたりの革命前夜
4
彼氏いる?いやそんなこと知ってたし 友達として誘ったんだし
4
美容師がくしゃくしゃっとした髪を ぐしゃぐしゃっとして帰る
4
バケットをトレーに乗せてレジに行く 焼き立てが出る裏切りに合う
8
カロリーが2分の1のマヨネーズ 理論的には倍かけられる
10
ご利用は計画的にのCMを 3度見てからパチンコに行く
3
メフィスト
(
ずる爺
)
も
「落陽」のあのじいさん
(
夢破れた兵隊
)
も あの頃の児の記憶に棲みて
7
ほど寒き雨香る夜のしじまにも 走る人あり語る人あり
10
日暮れ
刻
(
どき
)
氷雨にけぶる赤尾灯 魔に逢わず着け温き寝床へ
9
同じ
刻
(
とき
)
景色はかくも異なるか 七月の五時 十月の五時
14
僕むかし 忘れてないか 何のこと
記憶喪失
(
きおくそうしつ
)
キャラ設定 (にじさんじの叶君を思い浮かべて考えたのだ)
2
トイレットペーパーひとつと引き換えの命の散る日 初雪予報
9
若くして要介護
5
なる友の眼は赤子の如く澄みて
二年
(
ふたとせ
)
26
瘡蓋
(
かさぶた
)
を剥がす そこには はじめから 何も無かったと言い張る為に
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