真夜中に 冷んやりとして 目が覚める キミが毛布を またデスロール
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人生の通行禁止前にしてぼくは百年取り澄ましてる
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一生にあまた見てきた諸々の死の相なべてぼくの死だった
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人知れず ただ進み行方人生に 軌跡は要らぬ 思いと果てる
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さあお逃げぼくの指先逃がし翔ぶ蝶だけ捕獲してるんだよ
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用意など出来てるような積りだけ未知方向で来る女神
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透き通るくらやみのなか編む歌で今度はだれの脳を揺らせる?
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濃厚な塩けが舌に余韻ありチーズひとつで幸せを知る
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紙パック冷たい白がしっとりと飲み干してすぐ皮膚ひふが潤う
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とっぷりと眺めてをりぬ幸福のシーン生まれながらの寡婦のごと
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まぶしいと初めて見上げた寒月は令和六年最後に満ちて
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八時間充電したら三十分使用できます僕毛玉取り
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つまみ食いした咎問われ昼弁当 自分で詰めた梅干一つ
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エスメラルダは冷えている 真冬には星より光るらしいと聞いた
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右乗りのエスカレーター京橋に帰ってきてもおけいはんかな
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準急もふかふかだから座ってる G1ジーワン帰りのなだれも見る
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4分で着ける近めの地の果てを都の名残と言っていいか
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特急も準急もただまっすぐに無限なのかよ京阪電車
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おっちゃんはちゃんと淀まで乗ってたなきっと朝日杯だけ見ていく
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新品のペンを一本買いに行くためだけに君を起こしてもいい?
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花やかに降ってよゆめの中でしか会へないひとのほほえみは仮名
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相変わらず字が下手くそで新潟の「がた潟」で迷った跡が見えてら
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人智など及びはせぬといふ如く風ごうごうと天地あめつち駆ける /カイロス打ち上げ再延期
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今日の月今年最後の満月と 外に駆け出し月を探した
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日曜日 大河ドラマをお母さんと一緒に見る もう一年ね 
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創作にAI使う便利だが指示の仕方を試されている
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心臓が 脈打つ強さ 恐怖する 君の横なら 平気なのにと
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色選び間違えたならルージュココだろうと魔法かけられぬのね
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苦しくて 電話を掛けた 恋人に 見てみて空には 照れた月よと
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望月が薄く照らした路地裏で猫は静かにデートを楽しむ
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