仏壇を掃除したから気がすんで これにて掃除一件落着
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ゲームする時間を餌に宿題を やらせるイヤな親になりけり
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死を知らぬ猫はどこまでだって行く寂しくなってもどこまでも行く
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ひび割れた静寂だけが満ちているこの街の名を故郷と呼ぶ
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好きだから花の名前を覚えてる君が好きな花忘れてしまった
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魚屋の老夫婦妻せき込んで「大丈夫」声かける夫
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昇りくる朝日をはじく軽トラと佇む父とたばこの煙
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駆けまわるこいぬの姿ふいに消えしっぽ飛び出す大根の穴
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コンビニスイーツスノードーム 期限切れの豆腐も眺めていたよ
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まどろみのみぎわで不意に風が吹く ごめんね猫ちゃん灯りを消せない 
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84円高い!年賀状来たものに、仕舞(閉)いへんしん(返信)、あ〜スッキリかな
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正月に誰が来るではないけれど御節の手作り老いの脳ートレ
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偽善ではないなら露悪しかできぬ人にはあらじ愛の証人
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昨年の 松に続いて 富士フジもかと 明けぬ正月 笑ってはいけない
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ゆうべはね ラーメン納めだったんだ こってりとんこつ 海苔がぐるっと>海苔ラーメン
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年賀状ラストスパートの傍らで 脳みそ今夜の晩飯熟考
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豆煮つつ鶏ハム巻いて煮しめの具切る茹でおっくう30
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ねこは「寝子」にくしょく肉食ハンター なんだよね かりをするため たいりょくおんぞん(スヤスヤ)
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やはらかなひかりのとどく小晦日こつごもり幸あまねくと門飾るひと
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下書きも薪を焚べれば暖になる灰になるまで言葉を紡げ
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黒豆の紫の灰汁あくすくいだし猛暑の夏を夫と語らう
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栗きんとん あまりに高く 手作りだ 今年もこれで 初めて納め
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暁闇ぎょうあんの吹雪の音に父は逝き 四年よとせつ朝 仏壇を拭く
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年の瀬の 慌ただしさと 距離を置く 霜降る朝に 残された菊
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晦日やら三賀日やら日めぐりて曜日を忘れる年末年始
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呑み込めぬ先人たちの歌集読み文語体とはこれ何ぞやと
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炊飯器ピーと鳴るまでお蒲団で 今日の朝餉のおかずを推理
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だいこんの蕩けるほどに煮込みたる仁王の顔の吾も蕩ける
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辰年の心の迷ひ百八つで足るか足りぬか除夜の鐘待つ
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年の瀬の 晦日の夕餉に蕎麦を打つ 茹で立て啜り 長命願う 
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