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血も星も呪いも持たぬわたしたち繋ぐ手だけが家族のあかし
5
午後三時通り魔的に投げられた下品なキスであたしは目覚めた
4
初春の感謝の祈りささげつつ安寧願ううららの空の
29
呑み過ぎて ぼっとしている寝正月 亀のそのそと床を歩いて(水替え中に散歩)
18
新しき 年の始めに 思うこと 昨日と同じ 一人の自由
17
初詣 新たな年が災禍無く 過ごせるようにと 暫し願ひて
19
冷くてしろい体を抱きしめて 硬いのに柔らかくて
6
怪獣の 役が変わって 殴る番 正義の味方に なれないよ俺
9
怪獣は 反撃しない ただ耐える 正義の味方が 飽きるのを待つ
11
怪獣の 役をさせられ 殴る蹴る 正義の味方が 実は怪獣
5
生きているのに疲れて 歩いていたら転けそうになった 転けられなかった
5
共有を押すと出てくる好きだった人 これマリオだと 即死ですよね?
3
コーヒーがコーヒー牛乳になったね永遠だった夜が終わるね
4
幸せに生きる正しくはないけど不幸にはならないよう生きる
5
長夜にて寝ずに過ごすと菓子が目に肥えた理由に行き着いた日よ
7
後悔はいつも進行方向と逆にあるからあんなに綺麗
8
メリーゴーランド 見飽きた景色にも口笛吹いて上へ下へと
7
正月の親戚回りが無くなりぬ茶を味わって歌を詠む夜
13
いつかまた火星に戻るその日までにんげんごっこをつづけるごっこ
11
新年の 挨拶だけは 家族にも 丁寧に言う ところが素敵
8
お天道さん あの日の空を 思ひ出す 能登の想いを 四時十分に
14
毎年の焦燥感は諦念に落ち着き白い悪魔に呑まれる
8
見渡せば、独りぼっちの多きこと、気づく
年齢
(
とし
)
にぞすでになりぬる
12
お正月 帰省してきた子どもらと 真剣勝負の ボードゲーム
17
小さくも永き歴史のお
社
(
やしろ
)
がしばし華やぐ新春の候 /初詣は近所で(奈良時代創建)
25
外海のなか舵を取る無垢な子ら 波打つ様に潜って喋って
10
実家では 三食付きだ 代金は 敬意と愛で お払いします
10
「インスタは やってないから ごめんね」と ルソーも多分 そう言うはずだ
8
お雑煮とおせちを肴に親とのむ程々にしろと窘められる
11
もう済んだはずの
頁が
(
ページ
)
尽きないね白い帳面あと何
頁
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