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擬宝珠
(
ぎぼふし
)
の 葉はあをあをし みづ色の 玉敷き散らし 七月は嘘
2
ソクラテス 以前も以後も無かりせば 自問の檻に 煩悶す 我
3
ふと思いだしては
“I”
(
アイ
)
のかたちだと みずから名づけた 古傷を読み
1
亡き友と揃い選んだワンピース時の流れで似合わぬ痛み
1
手を振りて去り行く君は流れ星今度会える日天も知らない
1
ソロキャンプ焚火アヒージョ染みわたる至福片すも心リセット
3
君となら狂ってもいいよと笑って、シャルweダンス?
0
檻の中にいるのではなく檻である私なのだが、それでも出たい。
0
風になってどっか行って、あとできればでいいから君の頬をかすめて、この短歌
0
気持ちが先、言葉が後だろ 俺だけはそうだったって気づいて欲しい
0
君の刹那の優しさに 春だと勘違いして出てきた蛙
0
昼下がり殺風景なベランダの無慈悲な光が動かぬ蝉に
0
母の出す古雑誌のなか埋もれたる 俳句テキスト迷いて貰う
1
落ちてゆく飛ぶというより何処までも空抜け夜のような宇宙へ
1
最終日ラジオ体操四人減る 理由濃厚接触者だと
2
手を握り押し黙ってる下の子と ラジオ体操右半身だけ
2
夕立は雷がもっと働けと 雨に言うから降ると子の説
1
盤上に手が
飽和
(
サチ
)
るとき遠くからざらついたシャコンヌがきこえる
3
抗ヒスタミン剤の世代を数えている手毬唄または朝焼け
2
可惜夜の晩夏の夢よ 消え去るな 別れを告げた 過ぎ去った日々
1
着脱式意識としての「魂」があるなら便利だが、ないだろう。
1
「許さねぇ・・・」貴方は怒る その後のチワワみたいな目の色が好き
0
暴力が一等似合うあの人の肩にモモンガとか乗せたくて
1
チビうんち デカうんちに日々 虐められ うんこを投げられまくるのでデカうんちに進化・・・!
0
もう最後 花もケーキも床に投げ踏みつけながらダンスしようよ
0
玄関から
1
歩先にある 世界の果てを 君と見られて幸せだった
0
稲川の 淳二に言われちゃ しょうがねぇ このコードをlineで送れば良いんだな?
0
欠落があって出会えた人がいて「どうして?」と泣く自分を抱ける
0
鳩時計 尻穴に挿れ ターンエンド 次の零時にゃXtasy Win
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長男だから 凌遅刑にも 我慢出来た 科挙も鬼も全部滅すぜ
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