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閑散とした 在りし日の動物園 雨の平日の静かな春
15
石墨の冷めた眼窩をまさぐれば膿みてやぶける一対の指
7
神社にて ちっちゃなちっちゃな紫陽花が 今年も咲いてた 五月雨に
映
(
は
)
え
18
アルコール容量的には もう一缶‥ けど胃の容量がチャポチャポ諦め(昨夜のねこ母w)
14
おかあちゃん おきておきてよ ちま猫ちゃん おでんき・つけるよ またけされても(ピッ)
15
自慢げに今咲き誇るバラの花通り行く人目が丸くなる
11
日々 夏になってく空に 感化され またあの頃の 歌を詠もうよ
9
滑らかに紙の上踊る筆の跡写経の心自我を捨てる
6
コメの値も市場原理で上下する儲けて
北叟笑
(
ほくそえ
)
む奴がいる
17
「起きなくていいの?」をためらいこれ以上寝ると遅刻のギリギリを待つ
15
ホーム上。剥き出しの鉄骨として、遠くの雷を聴いている
3
早さより怪我しないこと腰ベルト巻ひて見上げるけふは雨降り
13
フリテンで ツモるしかない イーピンが 河に流れて 行くのを見てる
4
俺といて 面白いとは 言っていた しあわせだった こともあったの?
6
ババ抜きを たい焼き賭けて やったよね 何気ない日が 特別になる
13
言い訳は 良いわけないと 言いながら 言い訳してる 良いわけないわ
5
古い絵の 修復中に 現れた 本当の君 描いた未来
5
瞼閉じ 水滴あふれる 境目に シャボン玉吹いて そっとかぶせる
5
教えられ 媚びもするらし
A
I
は 義理と人情と世渡りの知恵
12
雨降りを羽ばたいてゆくカラスかな 僕は
傘下
(
かさした
)
出社への
途
(
みち
)
9
濃い緑鮮やか黄色のズッキーニ仲よく並ぶ初夏のおとずれ
23
おすわりをする脚力すら失せつつ 食欲で命繋ぐ
老犬
(
わがこ
)
22
愛してる 5文字の重み耐えきれず手放した今どこへも行ける
5
あなたとはこの距離感が落ち着くわ 敷かれた縁石辿って並ぶ
10
ふるさとの母とくらした蕗は今異郷の庭に
亡母
(
はは
)
を連れくる
23
謝りの一言言えぬ受付にまるくまーるく小の爆発 \ もしかしてカスハラ?
19
どくだみの花咲き初むる朝の雨心は道に惑ひぬるかな
28
青空に ぐるりと回る観覧車 車窓の吾子が爺ちゃんと呼ぶ
21
青森は五月なかばの気温にて沖縄に次ぐ暑さと伝ふ
9
捨てらるる身をば思へば物悲しさへどうち笑ふ君うるはしき
6
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