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ひな祭り 女雛真似する 孫娘 お澄まし上手に うれし淋しく
7
沈丁花 隣家の庭に ひっそりと 春を
香
(
かおり
)
で 知るも楽しき
21
駄菓子屋の三十円のあたりくじ寝床ひきだし片付けは、また
4
暖かくなると見せては寒くなり春は焦らしてこの町にくる
14
朝からの強風に意気挫かれて煩悩多き墓参り止む
11
幼な子の名残りシーツに染みわたりこの冬いちの豊穣の海
10
車検にて代車の暖房効かなくて寒の戻りに頼りなき風
5
春分は 人の悲観を 増したるか 電車飛び込み 朝の品川
2
不機嫌で人にあたってる現場みて笑いに変える力量求む
8
オレンジが 水面を散らして 沈みゆく 燃える太陽 海は抱きしめ
4
むかし来た ファストフード店 今もなお シワしみ増えた 私らもなお
3
花ことば「耐える愛」に「卑劣」とは かわいいハナニラ毒あるなんて
9
庭に咲く切り花抱え墓参り荒れ吹く風がマッチを吹き消す
19
生活にその千円を積み上げる意味をときどき考えて夜
3
角番の脱出にあと一勝は難敵だけど圧倒だった
3
ヒロシマを伝える被爆二世また映画「オッペンハイマー」観たと
3
逃げないで人を巻き込む力まだないのに古希をしている若い
2
恩送り 出来ているのか足りぬのか 彼岸の入りに 亡父母に問ひたし
19
福寿草の黄金の花が縮こまりじつと耐へをり降りしきる雪に
8
透明な言葉で刺され適切な治療ができずずっと生傷
8
もし僕の心が凸関数ならば偏微分してゼロとおくのに
6
父に借り蛇腹カメラで撮った日の写真にはミヨちゃん笑ってる
4
泣きたくて乗換駅で汽車を待つのは寅さんになりたいフラれ
2
シベリアへ
2
月の空に真っ白な花嫁達の隊列がゆく
11
ときんときんの削れた心臓 近寄らないででも抱きしめて死んで
2
怒る、嘘をつく、怒る、また怒る、でもこれがわたしの祈りだから
3
数年間鍛えて出来たブリッジが発病のあと憧れに戻る
11
「ちいかわ」を待ち受けにした息子宛「チーかま」写真送り付く「既読」
10
レベル上げ って言いながら 同じ事 ずっとしてても 前に進めず
4
こそばゆい つむじのあたりに ある月が 私を 縦に貫くようで
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