はー好き 人間よりすき 綿のかたまりにビジューやリボンを飾って
6
禅語読み 忘れかけてた 心がけ 反省をして 師走に入る
17
鬼に遭い 鬼に憧れ目指す道 うぬら見えぬわ 単独登山 
11
ちょっとした会話愉しむ非日常観光客もお店の人も
10
飽食の日本憂える記事を読み食べ放題をせめてビュッフェに
7
新聞を二紙も読んだら腹は減りホテルロビーの夜は明けゆく
8
効用をじつくりと読む一人風呂草津よいとこ薬の温泉いでゆ
10
前に来たときはひとりひとり入れ一緒に浸かり湯の花は咲き
6
石畳に付く足跡が向かうは黄泉路ではなく春の嵐へ
5
風花とダッフルコートのおじさんが迎えてくれた奮発の宿
9
半ドンの仕事早めに切り上げて家族積み込み一路湯の郷
11
冬のみちいい感じの枝みつけたり石ひろったり葉っぱふんだり
10
丸まりて炬燵の上に猫二匹小さき方から先に降りたり
7
AIが人のかいなにあるうちに 手綱捌たづなさばきを吾も学ばん
16
知己のない街で安否の確認を頼みし遠く輝ける日々
8
AIの正体なんざ知らねども 追いすがらねばマズいとわかる
9
ブラウザで画像生成AIのフローを見ては隔世の感
6
神秘的君と星空見て語るどんな話も煌めきたりて
6
逃げ腰の相撲は取るなと監督に言われて泣いたあの寒稽古
8
海になりたい、海になれれば泣きそうな君を抱きとめられる気がして
8
佇んで山茶花の咲く公園のベンチで二人話した記憶
6
タヌ猫の ちいさいおべっど じつはねぇ ちま猫ちゃんの おさがりなんだよ(年下だけど)
8
アドベント ろうそくひとつ灯りたる パイプオルガンの調べに癒され
14
君がいない 冬から逃げた。 その先に 夏は来ないと 分かってるのに
8
青天でイチョウの葉が際立った公園通り散歩の穴場
8
ネタの無い日でも短歌を詠めるよう田舎風景まとめて撮った
9
だるまさんどてところべば子が笑うかがくいさんの優しい魔法
10
冗談といいつつもふと真顔にてねだってみせる様々のこと
8
行きしなに脱いだコートのうらめしき師走初日の夕べに惑う
15
のびるねこ脱いだコートに未読の本つぎの地層がいよいよソファか
8