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男とか女であるといふことのすこし気になる少年と少女
10
差しで呑むとき必ずや祝い酒友の背中をむりやりに押す
6
『ゆふすげ』を祖父に贈りて立つ春や同じ歌集を愛でるよろこび
12
立春を過ぎても寒さ弱まらん立秋過ぎての暑さの如し
10
「うそつきとばれたくないの。」いとけない私が言った。怯えて、泣いて。
7
ルートの
2
(
√2
)
「一夜一夜に 人見頃」 覚えていればと 悔やめど甲斐無し
4
なぜだろう きみが姿を消してから窓の外には手垢がついてる
9
「曲がる豆」と書いて「ゆたか」と読むのならその象徴はおそらくもやし
12
風強く 明日は雪かと 身構える でも冷たさが 心地よい風
18
この仕事うまみがないを甘味がない 言って気がつく甘いは
美味
(
うま
)
い
9
牛乳をオートミールに注ぎ足しあとは寝ててね明日食うから
11
怠っちゃ抗ってみる励めよと誰かも言うしまた立ってみる
11
可哀想が上手すぎてこんなところまで生きれてしまった ただのカスなのに
4
漫画じゃないだから黒幕なんて居ない 今日も明日もわたしの責任
8
鬼の子も皆な集まれ福の子も今日は節分
炒
(
いり
)
豆食べよ
15
水面咲き 一面になるわ 蓮華かな 茎にさするわ 大樹錬岩
5
今日の日はぼくにとっても祝いの日きみに連絡する理由がある
8
見えるよう透明な面に挟むカード あいつが好きな背番号
1
6
来年の
秋の休み
(
四連休!
)
のニュースとか鬼が聞いたら笑うんだろか
13
足下に からだくっつけ 横になる 年老いた犬 ふわりあったか
29
豆まきの翌朝神社に氏子いて福呼ぶ力士の看板仕舞う
14
図らずも破り忘れた置手紙諸行無常の響き微かに
9
ぜんぶうまくやれる人なんていないよと そう思えたら ちょっとは気が楽
16
起きれない なんだかとっても起きれない 今頃 下腹部痛いしなんなの
14
ねこスリスリ
しんり
(
心理
)
はよっつ あるんだよ あんしん・あいさつ・
よーきゅ
(
要求
)
・
ちゅーもく
(
注目
)
14
親戚と 家族ぐるみで 贈り合い 楽しみなれど お札も飛んで
10
計算に 気を取られすぎ 肝心な 夫のチョコを 買い忘れたり
14
バレンタイン 年賀状と 同様に いっそ結ばん 廃止協定
11
取りあえず節分らしさをつみれ汁煮豆にそして太巻きハーフ
19
腹の立つことありてよりの
鬱鬱
(
うつうつ
)
の
戯れ歌
(
うた
)
ひねる間に
茫乎
(
ぼんやり
)
となり
14
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