二回目のアレッ?で名札二度見する 店長さんが代替わりしてた
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Wi-Fiの扇ひらいて アレッとなる 美容院ここのWi-Fiつないだ事ない(笑)
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交替つぎのヤツ、えへんせいで、帰れやん。 オレが責められ、泣きそうや。 冬」
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久しぶり 鏡を見ると老けている 口角上げれば 少しは若い
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ようやっと 昼休憩となりぬれど 耳をつんざく いらっしゃいませ
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シャッターにぶつかり稽古空っ風震わす音は絶えることなく
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君とならデートはいつも楽しいが 自分の時間も大切です
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次に来る大江戸線は七分後 その次来るのは三分後
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春風と陽と雲の間飛ぶ雪は冬の花びら散るかの如く
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これイイネ! 私似合うか? このロゴ ストライプ 祝に贈りし 息子のお下がり
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「手伝うよ」いかにも優しその言葉 責任すべて押し付けるのか
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ご先祖は 来世のために 準備する まためぐり逢い やり直すため / 御彼岸
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怒ったら 法事に来ない人のため 我慢していた私はバカだ
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珈琲の 香り楽しむひと時に  先人たちの かたりが色添え
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春霖うるわし 朝のとき  窓越しに見ゆ 葉打たれしさまを
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あの頃に 感じた輝き そのままに 今でも好きな 君の好きな歌
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怒ったら 親の法事に誰も来ず 我慢してきた自分がばかだ
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しょうもない会話で笑い転げてる それも幸せの一つのカタチ
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急ぐ朝トイレペーパーの端っこも隠れた猫も出て来ぬ法則
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カッチリと難儀な固さや仏前に線香手向けんお彼岸近し
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お手製のケーキではじめる朝もよき 2日目ちょっとパサつく手作り
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起きてふと見ると 引っかき傷がある そういやねこがはしゃいでいたっけ
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あたらしい風がクレームブリュレのような季節をつれて疾走している
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幸せは孫をお菓子と小遣いで仕込んで嫁に歯向かわすとき
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お返しは 何がいいかと 聞くあなた 「低糖質の」 と返すわたし
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啓蟄の一週間過ぐ今朝の事初登場のワラジのそのそ
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雨上がり 澄んだ空気と 貝寄せか 桜のほころび 嗚呼待ち遠しい
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そのかみはいかに照りけむ梅が香に霞む浪速の春の月影
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頭では完璧と思う台詞でき 口出た瞬間チガウそうじゃない
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大楠の幹は雄々しく根を張りて 太古の歴史静かに語りぬ
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