筋肉の一束ごとに溜めこんだ 夏の疲れが身体を縛る
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雨降れば夜は寒くて寒ければまた冬が来る胃が重くなる
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酒で潰れた黎明のさなぎに朝ごはんだよ、と囁く仕事
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明けきらぬ 黎明の空茜雲 過ぎゆく夏に蝉しきり鳴く 
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あさぼらけ冷え込みだけはこんなにも 予報の真夏日、秋めいている
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おにぎりを ほおばりながら 草の上  雲のかたちで 笑い転げる
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飲みつぶれ あいつは久喜まで運ばれて 照れた笑顔も埃を被り
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両国を恋しく思う 通過駅 乗り過ごしたと勘違いして
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翌朝に後悔するほど飲みたいの それが金曜週末エンドの始まり
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「ルームシェア物件をお探しですか?」「いえ、男2人で住みたいんです」
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本日の手紙は東京都中野区の星の見えないアパートからです
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台風が過ぎ去るあとの静けさは電池の切れたスマホに似てる
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放っとけば勝手に荒れて怪のものが住むかと思う物置怖い
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虫の音と涼しい風で秋なのかまた明日からは夏なのか
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「汗なんて年を取ったらかかないよ」子供のような理屈覚えた
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婆ちゃんは生活保護を受ける身の誇れる事を「節制」と言う
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夏ぐらい毎日シャワー浴びさせて汗ふきボディシートも百均
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水飴が流れたようにへばりつく氷まくらと冷感マット
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一日に 一首投稿 丸二年 過ぎたことすら 忘れるほどに
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五分ほど歩いたところに銭湯が 極楽湯という自賛なるかも
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死にたいと溶けて朧げ丑三に アイス一口 基準に還る
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会えなくても 大好きなんだ もうずっと ずっと一緒にいなきゃダメなんだ/ありのまま
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ままならぬ 身の苦しさを 嘆いても 心はつよく あらんことを
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試練だと 思いて日々を 駆け抜けて ふたり波を 越えて見ゆる
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職人のごとく叩くはキーボードSNSに悪口を書く
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夏に合う香水はどれ「少年の虫よけスプレ」いかがでしょう
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あまりただでもらわないものいただくとじゃんぷしたりうたったりして
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クリーンな職場であるということは私の黒さは用法量外
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歩き出す 君の背中を 見送りて 私は今も ここに佇む
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珍しく生きていることに感謝して明日からまた普通に生きる
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