夜半よわの雨 鈴虫のを静めをり パタパタ落つぬ 寒気かんき招きて
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赤茄子は糠に漬けても皮強く 深く漬からず失敗作に
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柴漬けとホッケがあるなら当然に、お酒が先で汁物は後
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一円も払わないのに愛嬌を求める奴らが多すぎ怨怨
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そんなには期待しないけど「ガンバレ」と小さな声で応援してみる
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戦後とは女性参政八十年女性総理を見る日が来るか(十月二十日)
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抗癌の谷深くとも花は咲く霧ふる径を歩き始めむ
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鎖めく日々送りたる友の口大空そらを飛びたい夢を語れり
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我が愛猫きみは 小春日和の縁側で 惰眠むさぼる夢見てるらし 
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百八と九十七の二人いて 教えられてるどう生きるかを
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わがままと主張の狭間六歳の 訳のわからぬ少女の怒り
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いのちある ことがなにより たいせつで そのほかのことは 二の次である>ねこたちの寝顔みて
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かわいいっしょ うちの娘なのよ スマホ見せ うちの娘二十歳で キャバ嬢やってて
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ひとりより ふたりのほうが さみしいと 言われた俺は もっとさみしい
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波乱かと 予想をすれば 堅くなり 難し過ぎて 熱くなります
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この人は いろんな引き出し 持ってるな そしてだんだん 引き込まれてゆく
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ぬる湯にて ゆっくり下腹部 あっためよ おいでになったものは仕方ない
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親の髪かくれんぼする白見つけ 時は等しく寂しさを撒く
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もう一度 死に際ぐらいはこの生を走馬灯として繰り返したい
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暗がりで踊るクィアなる羽ばたき 見ていて/見ていろ 灰になるまで
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「さようなら」最期にそれが言えるなら 何も言えない死に方は嫌や
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瑠璃紺の サテンの生地に 縫いつけた 銀糸のような 秋の星空
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血を分けた兄弟なんているのかな?みんな誰かの生まれ変わりよ?
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言い過ぎて頭がおかしくなってくるポイントカードお持ちでしょうか
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無謀だと思う険しい山にこそ この身を焦がす讃歌の想い
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長袖の出番はいつか?と太陽に 先週までは問うていたのに
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私は関数プログラム 連綿と続く社会のコードとなりて
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積み上げた資産信用 オールイン 死んだら嗤え この熱に賭け
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街路樹の銀杏拾うかためらって見ないフリして七年の秋
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寒空の下でスマホと睨めっこ何度も止まって直して詠んで
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