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深夜2時 子の胸の上下確かめる 母は強しと 聞いていたのに
10
あの時と変わらないまま 俺だけが知ってる裏道はガタガタだ
6
みんなで食べるご飯 おいしくてたのしくて 思い出に変わってゆく
5
たいせつなひとで頭がいっぱいで、国道、緊急地震速報
6
七草粥 想いを込めて ただ食めり 「みんな元気で ありますように」
23
見ないでね 全部バレたら困るから 告白するなら口で言いたい
5
雪の色は 赤い煉瓦を 淡くして 風に流れて 花の散るらむ
12
どこかではほっとしていた 低きへと易きへとただおちてゆくのを
12
5
ヶ月間 違う違うと探す日々 答えは意外 平易な言葉
17
こんな日も鳥が夜空をめくり上げ駄目な昨日をさえずりにする
39
結露するカーテン少しめくり上げ君が来るのを待つ一分間
20
最初こそ これだけやると決めていた 今じゃ現をブチ抜いている
4
魔法など信じぬ君は大人だね きっと魔法にかかっているのさ
15
いい加減服着てくれよ我が息子風呂桶片手に部屋駆け回り
5
「知らないの?」得意げなきみ可愛くて いつも記憶を喪失させちゃう
7
寒空のもとにチャイムとはしゃぐ声聞こえ日常戻る朝かな
6
朔風に 急旋回する飛行機へ 煙草の炎を かざす屋上
11
置き去りにしてきた感情ひとつずつ拾い集めて海へ返そう
7
お転婆な吾子の遊具か背の記憶
三十年
(
みととせ
)
経ちて今ふとありぬ
15
塚口の ホームでヒロタの シューアイス 疲れた体 癒しの思い出
23
外飼いのワンコ陽なたで大あくび 逞しきかな
寒晴
(
かんばれ
)
の庭
28
かりそめの私を剥いて 楊貴妃の白き裸体がしたたるライチ
16
カロリーが低い割には満腹感明日も明後日も粥食べようか
8
白菜が 食べたい冬の 街道で 天理ラーメン 看板嬉し
24
「おちょこ」とふ名前をつけたと友の言う猫を眺める眼差しに愛
37
咲くことの 無きクリスマスローズに 言葉かけ
三年
(
みとせ
)
を経れば 今日
蕾
(
つぼみ
)
持つ
25
何アンタ、私の彼に興味ある? ふーんその顔焼いてあげるね。/20260106
5
泣く僕を気遣ってくれる君の声 月の円環ぐらい優しい
10
黒と青 黄色と赤も入れようか 何の話?僕と貴方 二人の話
5
七草が 嫌いな我が家 粥はでず せめてスープに 入れて楽しむ
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