夕焼けに向かって進む電車には、存在しない 終着駅は
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齋藤にゃゼッタイ負けぬかたがある 「重く受け止め」「前に進める」
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与えずに受け取りもせず独りいてただ存在が愛だった人
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汗止まらなくて、前世は肉汁たっぷりのハンバーグだったのかよ
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早寝早起き極めて昼夜逆転しちゃったときって誰を責めよう?
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両親と息子とともに温泉へこれが最後の想い出作り
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体調不良を相談したら「私も!」って。体調バトル開始だぜ!
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夏バテと言えばそうかもしれないが年中バテてよくわからない
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想い出を話せば言葉溢れ出す 夏は私をお喋りにする
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豆腐屋の ラッパの音を 聞きながら 自分を褒めた 金曜の夕
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無いことを哀しむよりも持つもので 笑顔になれる私になりたい
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思い出は入道雲の蒼き空 「夏」に恋する青春アオハル時代
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青き空 金床の雲 揺れる道 漆黒の影 流る暗涙
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募るのは逢いたい気持ち変わらぬが 五十路のからだ言う事聞かぬ
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あのからだ持ち上げるには如何ほどの、低く上がって青鷺ロール
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目が覚める 歳のせいかな午前2時 午前4時にも 午前5時にも
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日が沈む 夜の帳がおりてくる 庭先ただよう くすべる蚊遣り
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分かってる返信無いという事は そっとしといて欲しいんだよね
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磯鵯ひよどりが止まるベランダその柵はさぞ熱かろう酷暑の午後に
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故郷に 疑惑の弾が 雨あられ 兵庫の明日よ 陽当たる方へ
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十二単 一度くらいは着てみたい 30キロほど 重さで沈まむ
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平安のお衣装・小道具 うつくしき かなふものなら宇治にも行きたし>光る君展・巡回のは行けました
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熱が出て君が大人しく寝てるから 鳩の鳴き声よく聞こえる朝
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きゅうり取り百円入れたら蝉鳴いた無人販売今日の一等
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閃いた セーブしないで最初からやりなおしたら上手くいくかな
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はらっても はらってもまた 「黒」い奴 俺を引き摺り 闇の中へと
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蝉の声風鈴のと甚兵衛の衣擦れの音 夏が聞こえる
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向日葵を見たいという子を抱っこして増した重みに成長感ず
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夏の気温防衛線の三十五度容易に越える都会の排熱
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梅雨明けの 熱波立ち込む 外庭は 人は居らねど 青揚羽舞い
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