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寒いだけ たったそれだけ もうなにも 出歩きたくも なくなるんよね
3
ハリボーに歯の冠が負けたから明日は歯医者にアポなしで行く
12
風船ガムを膨らめないでいた僕はまだオトナになれない
6
孤独 孤独 孤独 あれ、会話ってどうすればいいんだっけ
8
夕暮れの 薄暗闇に 光るまち 知らない国に 帰りたくなる。
11
きみといる世界はとてもいいもんだ 笑っている顔天使にみえる
30
会計がラッキーセブンのお客から筋合いないけど笑顔をもらう
25
最後まで 君だけにでも かわいいと 思われたいから 今日も頑張る
13
羨んで卑下して歪む人間は
己
(
おのれ
)
を誇る術を知らずに
12
打ち寄せる波に小瓶は攫われて僕の想いは海へ抱かれ
21
猫は逝く「治療の選択ごめんね」と届かぬ君へ僕は無力だ
21
甲高
(
かんだか
)
い急ブレーキの音のあと
事
(
こと
)
なく過ぎてゆく夜の
刻
(
とき
)
12
神を説く青年思い冷凍の讃岐うどんを小さくすする
12
ドジャースの長引く試合めくるめく雪・雨・霙 由伸の男気
23
恐らくは「二段は上の歌がある」歌人の野望は水面下で燃え
15
数字ならオリジナルにも価値があり「作る楽しさ→情報保護」に
10
いつもの豆 かわらぬ味の夜更けかな 深きやすらぎ灯にしみゆく
14
悠久の文字の進化を超えていく自作自型の意味なき戯れ
14
携帯が震えてほしい一心で罵詈雑言の売買をする
11
つけるなら醤油は同意なんだけど いつもその目でクリオネ見てるの?
9
開店のスーパーの横薬局がここぞとばかりチラシを配る
10
生きるのが下手すぎるから尚更に海風みたく私はなった
13
短冊という媒体を経なければ叶えられない願いはあるか
12
頁
(
おおがい
)
を書くときいつも
夏
(
きもちわるいきせつのなまえ
)
になってしまうよ
5
ひとしきり泣き濡れたなら手をとって行こう私と闇の中でも
13
十年の 余裕なき日々 思い出し 今更ながら 涙流るる
30
守られた形見ひとつを寄る辺とし無人の傾斜降りゆきなさい
15
あなたには記憶に失せた言葉でも今朝方私それで目覚めた
16
やっとやっと蕾がついた金木犀 鼻くっつけて秋確かめる /待ってたよ
31
アスター
(
エゾギク
)
の 花を眺めつ 飲む酒も 甘美なるかな 一人酒なる
22
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