粗大ごみ出すの忘れた出しといて君からの電話急に鳴る朝
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向日葵の盛衰見たり我が娘ひと夏花壇をじっと見つめて
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限りない星また星の中一つ僕に向かって光る星あり
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うつらうつら風邪薬くすりに眠る夢うつつ 居るはずのない子らの声聞く
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よろしくて? ピント外れの説教は華麗にパリイ! くらわずいなす!
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美容院 渡された雑誌の料理レシピ 撮るのはやっぱりアウトだろうか(熟読してきた。メモっとくか)
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きもちがくらくなってもおひさまはかわらずわたしをてらしてくれる私なんていなくてもたいして問題ない惰性で生きる人っぽいモノ
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朝風に 揺れる鬼灯ほおずき 眺めてた 蝉鳴く庭に 逝きし人の夏
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大人とは予定調和を受け入れて幻視ハルシネイトの海を征く人
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ずいぶんと離れて威嚇し合ってるトイプードルとトイプードルが
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想い出の店既になくよそよそしい故郷の街に面影探す
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書き留めた歌に何度も手を加えついに最初の趣きは消え
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片付けを頭ん中で手順よし置場所よしとなったとこから /排水管更新工事
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暮らしつつ迎える工事と片付けに無理きく体や10日間程/排水管更新工事
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冷房は要らんと思って除湿して冷房よりも冷えてる気がする
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君思ふ 今際の月は どうだろう この空よりも 綺麗だろうけど
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涼しさと 陽射しどちらを 選ぶのと 尋ねたら君 悩むだろうか
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雨雲と追いかけっこの買い物にフライング気味に今スタート!
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母親がたこ焼き食べるそのそばで見守りながら「うまい」に笑顔
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「起こして」と姉に言われて「時間よ」にいきなりブチ切れ納得いかねぇ…/(毎度) 
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猫騒ぐ声かと思う耳すますギャゴォギャゴォと鳴る電動鋸デンノコ響く
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唐突に秋の気配はやって来て夏を記憶に変えてしまった
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目に沁みる 日焼け止めのテクスチャー 9月になった途端に涼し
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君がため君に届けと今日も詠む 出て来ぬ短歌うたを絞り出すよに
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ベランダに薫る火薬とダークラム残暑の宵は粋か無様か
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読書の秋 しばらく読んでない本を 再読しよう ど・れ・に・し・よ・う・か・な
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足の甲痛めて湿布を貼ってるの ねこが一緒に寝てくれないの>なので夜は剥がす!(笑)
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初めての 傘とお出かけ 花ひらく時を今かと待ちわびながら
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10号の風雨に耐えし夏の花ひんがしかたぶきながら蝶を遊ばす
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なぜどうして理不尽哀しみで満ちる僕 手を差し伸べるのは他でもない僕
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