チョコレート食べたい時は 鉄分を 泣きたい時は 夜をまつのよ
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おてもとの紙を何度もおる手癖 月 行きたくて。 本気なんです、
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白い息 ビニール傘の向こう側 あなたに逢える私でいたいな
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大貧民負けてマジギレ そんなやつ わかるだろうか 星のまばゆさ
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「あそぼうよ」 誘うその声 歳経れば 儚くなれり 今はおとなし
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不満って平和な国で生きてると平和の中で際立っている
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純生を 今向こうで 飲みたるか 旭國関 麒麟児関共に
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神無月 下旬なれども 半袖で 過ごせる昨今 げに恐ろしき
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戦争は滅亡、崩壊、憎しみで、生まれる物に価値なんて無い
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真っ白なラベンダーまで知っていて金木犀を見たことがない
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翡翠が鳴かなくなって日を忘れ金木犀は夜中に落ちる
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日替りの社食のデカい唐揚げが嬉しい三十二歳児の秋
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夢を叶えて ドラえもん 無理か 風呂掃除お願い お湯はっといて
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庇下ひさしした ただ一人見ゆ 秋時雨 あかず開かず飽かず見えぬは 道の先かな
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秋空にイワシじゃないねどう見てもこれはサバだと考えている
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痛みなく逝けるだろうか 名曲が生まれるのならたぶん今だよ
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あっ いいえ いや その えーと 大丈夫です はいすみません 猫を吸いたい
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「お手柔らカニ」ってカニがいたらなあ 甲羅もきっと柔らかくて
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まっすぐに 生きてゆきたい 心電図も真っ直ぐにし・・てんてん ピー
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剃刀に勝てないような人生でいったい何を成し遂げるんだい?
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かはんすう われてもすぐは 「国」や「維」は ささえうごけず 「立」のれんりつ? /文春スクープと二千万
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支配下の指名が終わり育成の指名が本気原石探し
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パックしてプレゼント包みネイルして 逢えるまえから幸せすぎる
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また逢える 夜空見上げて つぶやいた 月はいつでも 綺麗なんだよ
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にゃーおーん ちま猫ちゃんの「おかあちゃーん」オフロでらぬ ねこ母呼んでる(まっておくれ〜)
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いちりんの 花を追いかけ 一人旅 知らない駅に わらべ降り立つ
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舞い落ちた枯れ葉にだって趣きがあるでしょと風がささやいたよ
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雨濡れた前髪越しに見る夜は愛が足りない罰が足りない
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金木犀の匂いのわからぬ俺だけがギンナンばっかり 神無月
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いなかった神がいきなり現れて終点ですと云うやも知れず
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