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背と腹が 筋肉痛で 動けない 畑耕す そして翌日
4
キャンディの包み紙まで桜色 今日のチラシもどこもかしこも
17
冬茜 くれない燃える 筋雲や 消えゆくあとに 冬銀河
8
夏深し 水の音のみ 静けしや 木漏れ陽射して 陽炎立ちて
4
水やればそだつナデシコきのふまで遊んでゐた子が学校やすむ
13
階段を一個飛ばしでいく春の初出勤のをのこの背中
16
物置に立てかけられた杖二本こわれた傘とゴミの日に出す
14
鼻筋に母の仕度で白を塗りはっぴまとひて神の児となり
17
気を揉んだ 朝食抜きの検査終え 帰宅と同時に冷蔵庫開け
20
やることがあれやこれやと多すぎてまだ朝食にたどりつけない
19
報道の「死亡」が夜には「殺害」と変わる単語の不穏な空気
28
寝るときに 足にそおっと あご乗せる ねこの愛しさ 日々替え難く
27
「やめるんだバイキンマン!」と言う君に分からぬだろう彼の孤独は
11
初鳴きの鶯の声つたなくて梅も笑って花びら散らす
34
蒼穹へ消えゆく糸のひとすじを 誰か紡がん青の続きを
7
トレンドに「戦争とめて来る」とあり卵の殻を
忙
(
せは
)
しく割りぬ
12
春霞 陽奪いおぼろ 静けしや 枝垂れる梢 風のなすまま 気のゆくままに 春隣
4
抱かるる稚児の指さす若葉へと春はたをやに森ひらけゆく
10
われの世に暇を告ぐる日の色はけふに違はぬあをあをであれ
14
誰から 頼まれている 訳じゃなく 詠んでいるから 詠めるようになる
6
くりかえす戦の歴史アメリカはイランの次は台湾を指す ・お題「くりかえす」
5
月影の蒼きひかりに君ゆらぎ指先まどう 春は彷徨ひ
19
出窓にて 我の帰宅見つけたり すぐさま玄関待つ君愛し
17
術前の不安抱えて検査待ち 短歌ひねりが こころを静め
22
弾圧の
五十余年が
(
イラン革命
)
終わるのに 遺憾示すは
左派ムーブ
(
シナのポチ
)
かな
5
つづら折 峠超えるや 朝陽射し 日高く昇り白雲走る ひまわりの花 咲き綻ぶ
4
メンタルによっては毒にも薬にもなると思うのあなたの言葉
22
一九三一年九月画を画き戰端を開きぬ旧宗主の名を日本 といふ
60
まだ唱うセカイへーワの題目を 絵空事だと知ってるくせに
20
一夜寝かせ コクと甘みと旨み増し
夕餉
(
ゆうげ
)
に
舌鼓
(
したつづみ
)
打つカレー
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