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舌の根を渇かす意味はもう無いよ 君を好きだと知ってのことだろ
5
牡丹雪ポケットに入れ帰り道 肉まん食いつつ泣きたくなった
9
退勤の空は日ごとにあかるんで風中かすか春の靴音
5
青空と吹雪の中で待つの寒い電車の遅れ25分
1
起きてても あんまいいことないからなぁ 君はそう言い 繭にこもって
1
タピオカのテイクアウトがいいなって直視で透けるドリンク包装
1
失って 失って失って尚 朝を迎えなければならない
3
抗がん剤 ごめんねと泣く母 抜ける髪 美しい頭だと 「」は思った
3
カフェインの 対戦相手は 眠剤です 判定前に 沈むだろうけど
2
知らぬ間に 泣いていました 机にて 届かぬ思いは 辛いばかりで
2
眠剤が 効いてる僕は まだ歌を 詠もうとしている フラフラなのに
2
わけもなく ぬいぐるみ集める 従姉妹の子 聞くときちんと 名前がついていて
3
眠剤は 気休めなのです 眠れない 理由は明らか 君への片恋
2
苦しみは 僕の眠気の はるか上 どうあがいても 解決できない
2
えんぴつを手に取り紙に向かっても ペン先が君の 笑顔を欲す
1
動物に 例えるならば 僕はねぇ~ 雄のライオン 髪結いの亭主
2
こんなのは 誰の為でもないけれど 誰かのその目に 灯したい歌
1
すれ違う ときに肩腕 少し触れて ちょっと嬉しい にやけてないかな
2
メモ帳に書いた昨日の備忘録 何を書いたか読めないよ俺
4
月がきれいだからと君を連れ出して寒いからさと手を握りたい
3
ため息を吐いた心の声に問う 逃がす程の幸せの在処
3
寂しさは蒼く燃えると聞きました 私は蒼く光っていますか
3
まだここに炎が点る場所があり 揺らめいている夜の悲しみ
1
倦みてやまぬ心は 空に翔べよとて 吹き抜けの空 ハンケチを投げ
1
口許
(
くちもと
)
のニキビを潰しては
呻
(
うめ
)
き臆病なまま罰を受けゆく
3
祖母が住むホームの天窓見上げたら そうねこんなに冬だったのね
10
ひび割れたブラウン管を蹴り上げて最後の嘘を吐き出してくれ
2
振り向けば貴方と過ごし年月を心静かに懐かしむ今
2
なにもかも消え去るのだわ、
T
ミノをねじこまれていくように下から
2
レポートを出すためだけに大学へ今日は一日二十二時間
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