あの恋を告げてしまった夢を見た 君は私を見もしなかった
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赤色のルージュをひくあなたの手 私をなぞる恥辱の指
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雨音がかき消す声を拾うよにいつもと違うあなたに近づく
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「君は知っているかい踊らにゃ死ぬことを」貧乏ゆすりタップダンスで生き延びている
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カーテンの奥は国道1号線今日も誰かが事故死している
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ちかみちはこつちといつてさきばしる立ちこぎの子のひかる銀輪
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たましひはうつせみならむうつろなるうろのたがひにひびきあひつつ
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恐山赤いビニールの風車カラカラカラと石飛礫に泣く
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三つ葉葱生姜みつばねぎしょうがパセリに紫蘇しそ茗荷みょうが「好き!」「パクチーは?」「あぁあ、、パクチー、、」
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わがこころ降りみふらずみさみだれのうすくれなゐのあぢさゐの花
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寒立馬(かんだちめ)レンタカーで探しあて産まれたばかりの仔馬が走る
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闇を裂く打ち上げ花火 そしてまたぽつりと落ちる線香花火
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麦熟るる野にかげろふのたつまひるおほに相みしひとぞ恋しき
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あの頃にツツジの蜜を吸いし口 同じ形で君をむ今日
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酒だ酒 酒だ酒酒さけのめば すぐねむくなって ゆめみ ごこち さ …
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早苗田のあぜみちゆけば山やまのすがたうつしてあかるきかがみ
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ホァタタタ アタタホァタタ アタタタタ アタタタタタタ ホァタタタタァ!
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ワンルーム 窓に映ったあたらしいあたしとあたしらしいあした
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肺を出る煙がふわり霧散した体痛めつけたい夢想
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泣きぬれしねざめの床にほのかなる雨のにほひのゆめのあとさき
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溜め込んだ洗濯物を干してみて計画性の偉大さを知る
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おもむろにきみは左手 耳にあて ほほえみながら話すはノイズ
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調べれば調べるほどにわからなくなる これが世界か やあ、世界
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今朝もまた浮かぶメアリー・セレストの風景に似た湯気の珈琲
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学生の授業でこゝろを取り上げて性癖曲げるそのこころとは
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昨晩は倒れしバラも水を得て朝にほころぶかぐわしきせい
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ひとさじのナツメグをふるグラタンの香のなつかしき夏めぐりきぬ
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トレロカモミロをとこのなかのをとこなりたたかひよりも昼寝のすきな
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文字越しに彼の世界を覗き見る彼女を愛し捨てる運命
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隣人が帰ると必ず雨が降るきっと龍神の加護を受けてる
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