｢君の見る景色はおよそつまらない｣ ｢もっと汚い世界を見たまえ｣
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海の色は 空のひかりを映しゆき コスモス、菫、向日葵にもなる
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つまらない悪夢に起きて5:00（五時丁度） 続編に起き まだ5:30（四半時）
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鮮やかな ワインレッドやプラム色のリップに空を見せてやりたい
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おそろしく 綺麗な輪郭の彼女は 黒のコートが 似合っていました
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信頼と記憶力とを繋いだらあなたという名の星が描けるよ
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ぱちぱちとまばらな拍手の館内に見えない雪が5cm積もる
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こんな日は 眠るのがよい 夢の国は 黄泉の国とも 近いですので
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｢可愛い｣を ｢可愛い｣として 愛でられる 時は短い (子どもっぽくない？)
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そんなにも たくさんの音が聴こえては 埋もれて沈んでしまうでしょうに
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もう少し 孤独な人だと思ってた 流星群は 何度でも降る
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紅葉っぽい気分任せにしならせた言葉とリズムで休日を裂く
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時計の秒針だけが知っている　夜の長さあるいは短さ
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寝る瞬間そんなの誰にも分からない　解明されぬ永遠の謎
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音楽が星空だけに見える夜 眠れないけど寝たくない夜
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ある島でからっと晴れた空の下 からっと笑う君がいた島
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右の頬 殴られたならただ泣いた 今と変わらぬ 九歳の夏
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ティラミスの白いとこだけ食べている きみのくちびる 甘い芳香
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肥大した祈りはいずれ枷となり きみを地面に縛るのだろう
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眉ひそめ「馬鹿じゃないの」と言ってみる アイシテルなんて死んでも言わない
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上がれ！下がれ！ロング！ショート！失った時間、得た金 しなびた心
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髪、ZONE、煙草の匂いが入り乱れ 今ならいい歌詞が書けそう
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つぶれろ、自動車学校！受からせろ、効果測定、路上教習！
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Black Lives Matter 紅白歌合戦はこれで終わりにしよう
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メルカリで買った大麻を吸いながら やあ、資本主義と挨拶してみる
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ふと君の唇の味思い出し集中できぬ今淡路島
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サティアンに本籍移す日の朝に地下鉄乗ると何かが違う
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擬古文を読み解く夜と眠い朝 昼は勿論夕焼け見てる
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流氓は錆びて追熟 曇天に翳した右手 緋色のにおい
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ピクミンと迎える二十歳のさみしさをピクミンで埋める元旦の朝
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