彼は今誰を想っているのかな 知っているのは白い月だけ
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童子らにくまもあまさず食はれけり夏まさかりの氷金時
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せいけ一分一秒狂ったら あの夏彼とは出逢えなかった
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不安症コントロールが難しい 我の心が大きく波立つ
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暗く染まる部屋で眺める 網戸に浮かぶ鮮明な蒼 夏の夕に写る特異性
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きみといる 波がまぶしい わたしだけ 見ているんだと 心にしまう
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もとどおり 四季が移ろう 一年は 五十二分 の一でしかない
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真夏日の講義室には無気力科若者属の吹き溜まりにて
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手首見て死にぞこないと言うなかれやつは元々死ぬ気などなく
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秘密基地ごっこをしてたあの頃のままで大人になったぼくらは
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ハーブティー総動員で乗り切ろう ペットボトルの 麦茶が尽きた
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未来からきたのでなにもわからないごめんねという顔をしている
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まばたきを忘れるほどの痛みまで解ってたまるか解られてたまるか
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あかほしの 明けぬる空のひむかしに 棚引たなひく雲を朝の押し上ぐ
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キャリアにと意気込み始めた英会話 目標叶わず脳トレと化す
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きみのこと なんか知らないあの頃に 見ていた景色さがした昨夜ゆうべ
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姉様の お誕生日を祝えます これもわが主の あらたな祝福
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どの人も 愛をその胸秘めたりし 生命いのちなるかな 奇跡なるかな
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枝炭えだずみの はぜりておこはしり火の にはかぼたるとなりてのぼらゆ
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川絶えず衣ずしりとなりにける垂水たるみもかくや背腹せいはらの汗
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ヂャッガリリ前歯がとらえ砕くのは胡椒の粒か卵の殻か
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手放していい命なら神様はきっとくれなかったよね 雨天
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日本一 温度が上がり ニュースにて 熊も里へと 出たと告げらる
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停車した車ではなくドライバーに会釈ができる大人になった
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「君」といふ 言葉で詠われし 幾多の魂の幸せを願ふ
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どうしよう困って焦る勢いでやらねばきっと何時いつになるやら
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駆け落ちは夢のまた夢 懸命にはたらくあなたの背中を見つめて
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「今日よりも若い日はもう来ないよ」と 友の言葉に背中を押され
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やらねばと決意したは なぜかいつも 失敗する夢見てる気がして
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賛美歌を聴きて ゆるりと休みます 子のつとめあり 明日も生きます
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