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勇美歌集 出版祝ひに五年坂ふり向き見れば凪の相模灘
3
さまざまを負いし人波行き交いて どぷりとうねる新宿の街
8
文化祭展示の短歌にそっと触れ創りしものは吾が子に等し
4
[キレイだね] ネイル爪触る小さな手 褒め上手(うま)男子 四歳の君
6
人身御供?調査やめなよ学者さん生きてこの村出たかったらね
9
喜怒哀楽 季節の色も 舞い踊る 三十一文字 不思議な宇宙
11
ぼくママの子にまたなれてよかったとわたしを見つめて囁く5歳
4
お姉ちゃんまた遊んでねと次女が言う
3
日で死んだ長女の墓前
7
ヨコスカに
居
(
きょ
)
を構えて七十年 うまし処ぞ冬に雪なし
3
春くれば田起こし代掻イネ手植え蛙の
格好
(
かっこ
)
で草取り (あゝしんど)
4
大船
(
おほぶね
)
の 渡り
越
(
こ
)
したる空の
海
(
み
)
を
連
(
つ
)
る
鴈羣
(
かりむら
)
は差し寄する波
4
挙式3年連続バージンロード、これからは孫ラッシュ養育場かぁ、休む暇なし
4
朝一通勤🚃🈵急ブレーキで、目が覚めてまた眠い🥱の繰り返し?
2
虫達のライブに参加 夜の道 落ち葉サクサク パーカッション
5
ゴハン欲し 未明のねこのフミフミは ねこ母だけの特権なるや
7
今のその 1秒前も「今」ならば 時を戻して ねぇ昨日法
2
静けさにシーシー言ってスリープのノートパソコン息をしている
13
寝る前に今日一日を振り返る ほんとにだめなやつだな僕は
5
私たち大口を叩いてようね青年という生き物だから
14
己が身を縮こまらせているよりか奢れる春を飲み干していろ
8
秋晴れの することのない 一日は なんだかとても 居心地悪くて
5
すわいしょう もうよんじゅうねん してないわ こしいたくって ちょっちぶらぶら /修正しまうま
3
ストーブと綿入り袢纏動き出す嗚呼あったかい雪の降る街
13
まちなかに越して数年田舎より人情などを日々感じ居り
8
賑やかな 夏の海では 聞こえない 波の音、秋 届けてくれる
3
「予期不安意味がないぞ」と紙に書く その文字の横
次男
(
キミ
)
描
(
か
)
いたネコ
10
マイナスやゼロを生むのも生産とカウントされる世ならいいのに
7
あたたかい風呂の湯気にて ホッとする 森の息吹につつまれねむる
10
儚げに舞うゆきむしの五つ六つ朱のダリヤを廻りて止まず
7
過去作の 設定メモが 見当たらぬ どう書いたんだ 当時の私
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