Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
4292
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
…
次 ›
最後 »
私しか 彼女の秘密 知らぬよう 2時間かけて 歩いて通う
0
慰めを 求めて止まぬ 精神は 腐りて匂う 汚物のようだ
0
老人は 見境なくて 話しかけ 愛されること 我慢ができず
0
マスクとる君を初めて見た時に鳴ったチャイムと雨の匂いと
13
カニカマを割いてマヨネーズと和えて
三筋
(
みすじ
)
つまんでハイボールを飲む
1
あの人のこと知りたくて借りてみたカフカの『審判』二行で返す
3
剥き出しの言葉は無くて果たされた義務深き沈黙の凄みよ
10
イエスタデイワンスモア この曲がトリガーと知りぬ 秋タイムマシン
3
朝からジャー 朝からジャーを繰り返す トイレの神様 今日はご機嫌
0
数寄者
(
すきもの
)
と
称
(
そや
)
されたくて忍ばせた 七本骨の折り畳み傘
1
のみこんだ町をイオンが吐き捨てて色を奪いてあとかたもなく
2
この先に 夢も希望もないけれど ただ静けさと 草の香があり
1
自販機の生卵買って帰った日 振り返るだけで過ぎた賞味期限
1
ポキポキと前歯で砕く枝豆に思い出さるる盆の夕暮れ
1
換気扇止めて気付いたコオロギと鈴虫と冷蔵庫の音
3
昼飯のカレーで焼けた上顎を霜の降りたるウイスキーで焼く
3
長袖を着てはわざわざたくし上げ手首に感ずる秋の空気よ
2
虫刺され眺め今夏を振り仰ぎ おぼろな記憶にコオロギの
声
(
ね
)
遠く
1
この風は秋の素粒子滲ませた学校帰りの君のくちぶえ
15
いつかもうあなたやわたしでなくなって出会わなくてもよくなる日まで
1
伏臥位
(
ふくがい
)
は有鱗目のエソロジー イグアナ亜目オオトノゴモリ
1
世の全て厭わぬフリをしているというのに左の耳よ 謀反か
2
ふにふにのほっぺが可愛すぎるから唐揚げにして食べちゃおうかな
3
この夏の日焼けと傷を制服の下でひっそり飼い始める日
2
ピカピカの秋刀魚さばいて三枚に 食す家族の笑顔想いて
7
なにごとも選べぬ吾にぎこちなく老扇風機は首を振るのみ
8
「推し」が好き 貴方が生きてるだけで好き 貴方の輝きが私の主食
0
貸りていた教科書の隅「バカ」と書き笑い合った日 忘れずにいて
9
飲みかけで君が置きたるコカ・コーラ ベッドの下に置き去りの夏
9
北東の空にたなびく五重線 楽譜詠めない今が悲しい
1
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
4292
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
…
次 ›
最後 »