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高齢者施設に空きが出て入所 誰かの死せるベッドに眠りて
0
しあわせになりたいというつぶやきでゆっくりしずみはじめる地球
2
マンションの螺旋階段 駆けおりる人 赤信号で 見上げて笑う
2
飴 チョコ 母がくれた一粒は神さまが宿る米も敵わない
1
切り離す顔と中身は違うものドッキング中ふとそんな事
0
(歌えない 僕は生きてる 価値がない) ……喉を折っても まだ朝が来る
1
太宰とか昔の作家の知ってる感、なまなましくも神々しい線
1
小寒に「天満宮へゆこうかな」実母の鶴のひと声で決めぬ
1
換気してこれだこれこれこの風だ雪の匂いのこれが冬です
11
冬となりバスの時間が早くなる逢えなくなって想い微分す
9
ゆらゆらと羽衣なびく雪のよな笑いかたするだから好きだよ
6
じいちゃんの「かぜひくなよ」のメモ書きと二千円見て泣きそうになる
5
永遠に 使う機会はないだろう
能力名
(
クローゼット
)
を考える意味
0
恋文は ガラケー時代がよかったよ ふたつに折って、畳めるからね
1
見開きで 必殺技を撃ち込める 力がほしいかというと……うむ……
1
十九歳 料金所手前の高速っぽい無料の道路にどこか似て
4
見てみなよあれがパーティーよく見てよあれもパーティー 僕は暗闇
0
涸池や底の小石に風の音空家物件御安くします
0
今朝見た夢を書き起こした紙にパンをくるんで焼き食べる
現
(
うつつ
)
0
よそゆきの 言葉を切り貼りされたとて もはや犯行予告のようよ
1
試験中 耳に障った彼の咳 辛そうだってあの子は言った。
3
引き千切るという動作を何処と無くあなたがするとエロく感じる
1
沈黙は、厳しい冬か、死のように、貧しい庭で、無を折り畳む
1
亡骸の墓苑に花をだれかしら手向けて日付けを跨いでいくの
1
「輝きたい」ギラついていた白菜が土鍋の底で消し炭となる
2
お豆腐が ぶつかるくらいじゃ死なないが 厚揚げはちょい、危ないかもな
1
はあ? だって 読み進めたら この本は 読み終わって!しまうでしょうが!!
1
冬眠の 準備に入る シマリスのように買い貯めちゃうの、板チョコ
0
七夕の晩に静かに処刑され 首を吊られる無垢の短冊
1
声を出して 泣きたいのに できません だって家族が 心配するでしょ
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