だいきぼな こくみんしせつ つくっても 少子化だから つかうはアイティー外人 /十年先使うのはだれか
6
ふりしきる息や煙のとける白 夢の温度は-1℃
1
中ほどで 原っぱ見つけ 駆け回る 中腰で息切らし ソーダ百円也
1
福袋 ワクワクなのは 開けるまで このドキドキがやめられないの
6
あの過去も消せたらいいが今日もまた修正液を買い忘れたよ
5
音を繋ぎ思いを紡ぐ 今だけは悪魔も天使も味方する
1
短歌うたを知り友ができたというなれの庭を詰め込むやさしい包み
11
「好きじゃないでしょ?」なんて訊かれたらもう好きとは言えず「きらいじゃないよ」
4
ひからびた ひめじ耳垢 とりだして 耳鼻科二回目 パン屋でシュトーレン(早) /耳垢記中編
6
冬来たり 君のダウンの茶の羽のひとつふたつと我が肩に舞い
2
輝かしい夢の途切れた午前二時 闇は優しいような気がした
9
クリスマス飾りを終えて少しだけこころに隙間のあいているよう
4
来世でも つぎは未来と 限れない たぶん来世は 室町時代
10
年四回以上した方はお早めに 告白税が返ってきますよ
4
針圧とサイドフォースとゴミ取りと儀式の後に聴いていた歌
8
こんな日は あったか雑炊しようかな 身体も心も寒さに負けずに
8
駄目だよと優しい悪魔に叱られた 可愛かわい顔して結構怖い
10
短歌うたを読み分からぬ漢字知りたくて やはり紙辞書しっくりくるな
8
埼玉の出身ですが御用ごようです? 言ってやりたい"翔んで埼玉"
9
充電器つないだつもり 気付くのは縁も電池も切れたあとだけ
4
中也ごとマント掛けたる冬をいま鏡のむこうに見て風車
4
号砲のようにこがらし吹き出した街 落葉は一斉に駆け
2
待ち合い室平積み雑誌の表示なる小保方晴子に安堵した事
8
四十度が好きだったとは毎日のシャワーで育つウスネオイデス
7
二階から楽器の音が聞こえたら私も奏でて共犯となる
22
ベランダの借景みたいな紅葉の林を揺らし冬がひたひた
11
さみどりを 紅めて生やし 目黒川  年は暮れども 明るき日かな
1
昼時の 暖かな食堂 賑やかな声 スマホ見ながら 背中で聞いてる
4
また来てる 迷惑メールは増えたなあ 国税庁にアドレス教えてない(苦笑)
7
思ったより ツイていた日に 宝くじ 一枚買いする たまに小当たり(千円とか)
4