如月弥生  フォロー 6 フォロワー 4 投稿数 12

優しさに包まれたい日々 咳しても 独り呟く血混じりの歌

泡沫うたかたの名に似合いしは短歌みじかうた いつか消えゆく心の墓標 

ふれあいの温かみだけを求めてる怠惰の罪の罰たる孤独 

だれのとも どこからでもない、なき声が響く。 遠くの、遠くのあそこ。 

迷子の日 私は私と手を繋ぐ 頼りない指 けれど確かに 

凍え死ぬ温度を冬と呼ぶのなら私は何遍死ねばいいので 

あの人とおんなじ歌を聴く君に歌ってほしい似てない声で 

いい歳の猫よなぜ鳴く 寂しいか、子猫のような声を出すほど 

声揺れし求む心の独り言 消えてなくなれ我が無の場所に 

誰となく愛恋すれど人はなく 示し合わせた文字の慰み 

秋晴れの赤い光に照る髪の 染めし我執の恥知らぬ君 

雨濡れし椿の赤のくすむ色 憂う心を食って咲いたり 

太陽も月もいない 電球の切れた部屋と腫らしたまぶた