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明日の昼 美容院行けなかったら 大根の葉でふりかけ作ろう>ひさびさに葉っぱついてた
7
しろいはこ眠った骨に問いかける私のいない向こうはどうだ
8
おかさぬも 意志をそろえた つみゆえに かみならざる世に こくはくし逝く /松下竜一「狼煙を見よ」
7
完全な正義(まぼろし)永遠に変わらない愛(それもまぼろし)
3
のぼっては降りのぼっては階段の上でおひさまな笑顔
2
きみがくれた沖縄土産のハイチュウのその銀紙をまだ持っている
9
川流るる春の市 子どものころからすきでした 市川春子
3
憧れのひとの名前の横に並びたい いやだ知らないで欲しい
2
独りきり老いたら何をしようかな生きたい理由当てはめておく
10
ニク(
29
)の日に値引き弁当食べようと一時間待つ今宵は
小寒
(
こさ
)
む
10
「それなぁに?」 小さなお目々 ぱちつかせ 急接近す 知りたがり屋さん
10
風吹いて 種から出づる 芽を愛でる 自然と共に 暮らしなりゆく
17
溺溺とおぼれゆくかな肋肉へ集る蠅しづか 聖母哀悼曲
4
エアコンを ねこがまじまじ見つめてる あたたかい風 不思議な音も
17
火照る脳 落ち着けおまえと 降るスノウ LINEひとつで またひとり相撲
4
羽交の鶏頸刎ねて鶏頭の花へしたたる蘂の髄、その他
4
小児科で泣いた帰りに行く八百屋半世紀前の真冬の苺
12
ころころと変わり過ぎます主義主張誰のことかとそれは言えない
8
シャンプーの成分読むの好きなのにシニアグラスで風呂は不可能
7
季節なく並ぶ果実は曾祖母の昔ばなしを聞いていたのか
10
その場所で壊れそうなら引けばいい 根性論など机上の空論
16
空に手をのばしてごらん今夜ならたちまち
月
(
づき
)
に祈りも届く
12
伊予柑を食み乗り越えし
悪阻
(
つわり
)
の日々 遠く懐かし甘酸い思い出
14
こころ澄むまでこころ死なしまば 雄鶏一羽二キログラム三千円
4
新興住宅地の看板冬陽に晒れて空家の窓・窓硝子閉め殺し
4
「ガンダム」が布津御霊をふるひつつ敵みなころし愛を問ふ 話
3
ドライアイ涙目辛く見苦しく 猫なら目やにも可愛いものを
8
被災地に続く青空 光ごと ラップで包みいたわれたなら
9
誰にでも言ってもせんないことのあり ないこととして飲み込み笑う
10
神の顔を見るまで死ねぬ、と言う人に 死んだら見れる、と言って殺した
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