花よりも風より月でそれでいて鳥だけ動物なものってなに?
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記憶など捨ててしまえと言う君の若葉のように柔らかな脳
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入り口は開きっぱなしの黄泉の国不意に逝くのも飛び込むも良い
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雲覆い星無き夜空慰(い)するごと 航空灯の赤い瞬(またた)き
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「かわいいね」「その服いいね」言うことも出来ずただ好きでいる電話越し
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毎日を生きているはず でも何故か 日付も曜日も記憶から消えて
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マシンなど必要ないよ毎日が 矢のように過ぎる大人の仕様で
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傷口の治る手前は痒くってまたしてもまた瘡蓋(かさぶた)を剥ぐ
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私もう酸いも甘いも噛み分けたから 終わりでいいです譲ります
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愛子さまも 猫の写真をお撮りになる 動物好きにてあらせられます
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今日のためおろした赤いハイヒール ガラスの靴にはなれなかったな
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「エサをくれ」「早く寝よう」と鳴く犬の ちいちゃな自我がとてもかわいい
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海馬には 嫌な記憶が 染み付いて。この壁の色 少し似ている。
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こ〜〜んなに、なが〜〜いテープ、どうするの? はしゃぐゴロリを封緘する
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北海道ニッカウイスキー「まっさんの」試飲惜しみて土産が重し
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灯りつく小樽運河を見下ろして息子(こ)より賜いし「金婚」へ宿
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苦しみは 必ず終わる そう信じ 光差すまで 荒野を歩く
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父母に笑って手を振る木馬から空見上げれば眩しい光/(思い出)
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母の味毎回違う出来上がり ここに至って手抜きの技なり
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旅路にて カクテル作り ほの暗く 語り尽くそう 今日の思い出
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晴天で 気温二十度 湿度五十 こんな日が長く 続けばいいのに
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暗がりに灯りが映える新月は見知らぬ人も期待を込める
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シロじゃない でもクロでもない ロクデモナイ 曖昧なワタシ アスファルト色
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わたくしにロマンスが降る確率は完全無欠の0%
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梅雨の影遠き初夏の木陰にて炭酸開けたシュッという音
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水無月に 成長早い 草花の 生命(いのち)の息吹き 夏間近かな
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「レシートを…。」声(?)かん高きセルフレジ去りつつなぜか背中が寒い
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木漏れ日の「三浦文学」記念館 綾子の椅子で光世を偲ぶ
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12時に2人で長針見つめれば 今日を越えずに一緒にいられる?
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ジーパンを 長く穿(は)き込(こ)み 色も落ち ボロボロじゃない 育(そだ)ててきたの
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