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君のためになるから言ってるかどうかは私が決める ためになってない
4
ふさふさの羽毛を揺らす翁草兄は白髪バッサと刈りし
13
「嘘をつくことは罪」だと言うのなら お前が嫌いと素直に言おうか?
3
何という事もなき日を特別にしてゆくための歌を書いている
13
死にたいと言うけど本当は生きたいし、なんならもっと幸せになりたい。
13
おやすみと 囁きそっと 終話する 君の寝息で 僕も夢へと
7
腕を噛み、手首に刃を当て、首を絞め、頬を叩いて――本当はやめたい。
7
水溜まり 落ちた木の葉が 舵を取り ゆくえはどこか 風の吹くまま
15
皿包み新聞紙ふと日付見る今は亡き父誕生日なり
13
リスボンで見初めし
花木
(
かぼく
)
ジャカランダ
難波
(
なにわ
)
の寺に咲くやこの花
12
今日もまた静謐の時間をともにする凛々しい猫と支える人と
13
猫さんは心静まる時を待ち吾
(
あ
)
の膝うえに鎮座まします
11
君に会う 朝の楽しみ それだけで 今日一日が 少し明るく
13
ヘアオイル ウキウキとつけ登校す 何がなんでもモテたいか次男
11
恋人ができると人は変わるのか 人は人であり君は君だよ
6
若いとはいかに無防備無知無邪気気がつく頃はあの世が近い
5
深々と頭を下げてその人は 父の遺影をじっと見つめる
11
死ぬのかと父の問う声 耳残る 嘘をつけない子に育てし父
13
ステーキを 切り分けるのは 上手い彼 「行ってないのよ、プラネタリウムは。」
3
手折られた たんぽぽの茎が 湿っている わたしの首は 繋がったまま
3
コンビニで 雪見だいふくに 手を伸ばす 思い出すは 赤子のほっぺ
6
鍵を掛け マスクに指を 掛けてああ ないよシャンプーとコンディショナー
2
朝寝坊 カフェ行く予定 丸潰れ 昨日の私 覚えてなさい
5
さそり座がオリオン追いし夏の夜 赤き体よ夜空を照らせ
12
年末の為に精出すポイントを筍並みに出ては収穫
9
この表現絶対ないと
弾
(
はじ
)
いてた一週間後に落ち着く不思議
12
紫陽花は女王然と鎮座して 梅雨の間近か雲の重なり
14
現実と向き合えなくて目を逸らしあなたに逃げた私はずるい
10
みんな言う 過程大事と 口にする けれど現実は 結果オーライ?
8
プロポーズした時弱冠二十四お義兄さん今日古稀を迎える
8
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