真っ青な空に夏雲小さな手わたあめみたいいつかの娘
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濃く入れた紅茶を氷たくさんのグラスに注ぐ瞬間が好き
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吊り橋が苦手なあなた置いてきて夏空の下海を眺める
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「アンブレラ」ちょっと何かの呪文みたい 雨傘もうじき出番がたくさん
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上品に待つのが恋の極意なら 私はダメそう 「会いたいよ」
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冷蔵庫の奥で見つけたパッションティー メロンゼリーのお供トロピカル
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ぼくはねこの病気人笑えない し喋れない けど文字は打てます
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汗をかく綾鷹の溝なぞる指涼しい仕草惹かれた私
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僕らが主人公じゃなかった事 美化して小説にしないでね
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公約はいつも立派で聞き飽きて小池のまわりに蓮や石やら
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憧れのティーフロートとナポリタンあの店に行くこの夏の夢
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いいこともやなことみな巻き込んだ物語の中にいる私
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誕生日オタマトーンをあげるよと 調べてみたら愉快な楽器
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散髪屋 爺さん子ども集めては呑気で明るいウソをついてた 
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ぽつりぽつり憂(うれ)いの晴れぬ雨の日に 君を偲(しの)べば雫は落つる
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痛みなど慣れるか耐えるかすれば良い ずっとそうして生きてきたから
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我が息子 初めて逢えた あの時を 祝いのたびに ふと思い出す
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初夏の夜(よ)に 儚いひかり 誘(いざな)われ 静寂の中で 時止まりけり
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ママに言う「がんばってるね」「やさしいね」ほんとは我が一番欲しい
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言の葉に 想いをのせて 文を出す 届くことない あの場所へ
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軒先に「氷」の文字が揺れている陽炎揺れる夏の到来
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子育てに正解なしと言うけれどひとつひとつが迷いの連鎖
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発熱の子どものそばにおりたいと願いながらもママは出勤
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君が云う 我になりたい その言葉 そっくりそのまま お返ししたい
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ごみなのか思い出なのか分からずに 増えてくばかりの 給料明細
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上目遣い わざとじゃないのよ 老眼なの 認めたくない けど認めなきゃね
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恋の歌を冷めた目で読むわれなれどほんとの恋を知らずきたやも
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チビ猫がamazonの箱に入ってる Ny書き足し「ニャマゾン」にしたい
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「お客さん終点ですよ」とつついたら地に伏す雀パチリ目をあけ
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なつかしの揚げパン食べたい 言ふ母に どこかに無いかと記憶を辿る
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