舌先でドロップの文字読みながら君を待ちます 霖雨の間
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やがて知れ うつろひの世を 行く河に 差す翳は吾 華曇らしむ
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時給からはみ出す分の頑張りを靴で踏み消す深夜のバイト
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もし君が また下の名で 僕のこと 呼んでくれたら それだけでいい
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地下鉄を 彷徨う夜は 何気なく あの子のくれた 一輪が杖
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市が推しのフレイル予防講習へそれを恐れる歳となりたり
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いたづらに 苦界な生みそ きみがため 愛別離苦ぞ 已むなけれども
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わがままを言ってしまって後悔す 「お前は何歳いくつだ」自分を殴る
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ちま猫が 約10分に一回は 寝室に母を見に来る いじらし(もう寝よか)
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はらぺこの君にこの指差し出そうお口に合わなかったらごめん
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ラブレター 夜中に書くと 猛烈に 愛を語れる 朝に赤面
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躊躇ためらわず 恋を詠むんだ 喜びも悔いも 全部が 歌になれるの
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ずりばいは僕は得意だ床の上 スーイスイスイ魚が泳ぐ
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花束を抱えて歩む あの子らにはなを咲かせる風を吹かせて
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いつの日かヒトが絶滅迎えたらここは平和になるのだろうね
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前向性健忘になり毎日が一目惚れから育たぬ恋に
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やらないで欲しい時にやらないで欲しい事しかしないの何なん?
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すれ違い長い時間が過ぎ去りし 平行線でもこころ交差す
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ケーキを買って5等分にして特別に主役の君は2個食べていいよ
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尼と海女 イントネーション 同じとは 尼は平らに ずっと読んでた
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金曜の夜は仕事で目と脳がショート寸前ミラクル・ロマンス
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ひとひと でもひとひと ほっとけず そのひとひと 優しくなろう
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この頃は 何故か冴えてる ガン細胞が 前へ進めと 言っているのか
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A004番 診察待ちの スクリーン ピンポン鳴るまで ひねりながら待つ
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サングラスわざわざかけて立ち止まる  でっかい夕日 見たかったのさ
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暮れ方に再び体調急降下 ねこはげんきに ゴハンもりもり
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いきるための 窓は閉め切って ドアに鍵もかけようか 心地がいいね
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友達と LINEしながら 寝落ちして 返信欄に 残骸が残る
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雨上がり風に巻き上げらる花粉 目玉取り出し水洗いしたい
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素通りを続けていては罰当たりたまに神社に挨拶しよう
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