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千里眼及び魔法の水晶を
21世紀
(
こんせいき
)
ではスマホと呼びます
5
そう言えば 魔法の杖はリモコンと呼ばれています 必需品です
5
最近は Siriやアレクセ、使い魔も活躍しつつあるようですよ
4
太った?って母から呪いの言葉 測ったら1kg痩せてたよ
3
日曜のアクアリウム「パパ!」の声 聞こえる返事にキミはなかった
6
夢の中 見知らぬ君に 恋をした 見覚えのない 君は誰なのか
6
星空に 星座を探した 幼き日 心に残る 夏の宿題
10
三歳の 君が拾った 松ぼっくり いつまで捨てずに 持っていようか
12
夏草の むせるかおりに なつかしむ 大の字で寝た 幼きあの頃
8
梅雨入りてはげしく降る夜吾が家にて見つめゐるのは母の
書
(
ふみ
)
なり
8
思い付き 気づけば其の画は 糸となる 一目見たくも 既に
解
(
ほぐ
)
れし
3
憂鬱と足首を結び肩を組み 二人三脚 夜の果てまで
8
水溜まり避けて歩く度 思い出す 昔は靴ごと入水したのに
8
予定なく ボロなジャージにヒゲ剃らず スーパーで同僚に会っちゃう日曜日
19
土砂降りの雨がそこらの雑草を片っ端からスズランにする
9
鉄骨で囲われたゴミステーションと僕の家の外れた網戸
5
思春期を超えて
1人で生きてきた
勘違いばかりをして
2
歌わない目覚まし時計 睡眠よ毛布とともにあらんことを。
3
ぬばたまの
(
[枕詞]
)
夜に
零
(
ふ
)
りしく
ひさかたの
(
[枕詞]
)
雨はザザ
降
(
●
)
り 心ズブ
濡
(
ぬ
)
れ
18
垂乳根も愛しと
陰毛の白髪
数えて笑う旅の宿
3
譲られしアナベルが雨にうなだれる友の忌日の七夕近し
16
この世をば 変えてしまえば 巻き戻し 平和で安泰な 平安のよに
2
梅雨入りで肌にまとわりつく湿気足取りさえも重くさせる
6
新人が昔の演歌懸命に歌うも元祖超えるは
難
(
かた
)
し
8
生まれたてカタツムリ這うちまちまと潤いの跡一本残し
7
祖父愛す碓氷峠のめがね橋色々あつたキムタク眺め
2
風抜けて 強ばる心 ほぐれてく 人の言葉の染みる夕暮れ
18
今日こそは やるぞするぞと 意気込んだ 気付けば下る 夜の帳に
3
さらさらと星が流れる天空の 旅を終えるは にしふじわら駅
7
雨に立つポプラになった日に僕の病室はまた静かになった
9
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