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灯籠の明かり散らばる千鳥ヶ淵 父の御霊も帰ってくるかな
12
言葉は香る。カシミヤの柔らかさだけの文末にkissしてピリオド
7
便利さを欲する世にてただ願う触れる紙の本消えぬこと
9
マティーニをメイド喫茶で頼むようなハードボイルド死ぬまでずっと
11
眠剤が効いてフワリと眠くなり 貴方を想い枕抱き寝る
11
声上げて泣いたのなんていつぶりか 心の底から恋をしていた
13
ディーラーの 整備士さんは 本音では この古い軽 好きだとのこと
5
付き合いで 新車の軽を 買いたいが まだまだそれは 先の話だ
4
母のため プレゼントした 外車より もらった古い 軽が壊れず
4
この
歳
(
とし
)
で第2のアオハル
謳歌
(
おうか
)
した ありったけの感謝を
貴方
(
きみ
)
へ
13
この
短歌
(
うた
)
を投稿する日が来てしまう ずっと前から準備していた
11
来世では一緒にいよう指切りし そしてふたりはそれぞれの道
12
別れの日いつか握った手のぬくもりを 思い返して一人手握る
11
ねこは
じゆう
(
自由
)
! きもちをきりかえることも じょうずなんだよ まねしていいよ(おかあちゃん〜)
12
愛欲が血潮をめぐり咲く花はこの一瞬を永遠にする
3
地に落ちた己を指差して嗤う背中合わせのドッペルゲンガー
6
今日の日を「子どもの頃の思い出」と誰かに語る時が来るのか
4
故郷(ふるさと)の景色は昔と変わったが心の中に美しくある
10
自分より我が子の幸(さち)を願う日々いつになっても変わらぬ思い
11
遠方の両親思う事でしかできない自分がとてももどかしい
9
言の葉のチカラで元気チャージする新たな気持ちで頑張るぞ
7
夏に耐えこぼれるばかりの花々と 虫集う庭を風吹き抜けぬ
10
風ありて壊れてしまうシャボン玉 一つくらいは雲まで届け
12
失われつつあるものをそのままに悲しみだけを守ろうとする
8
マイナンバーそろそろ申請せなあかん証明写真を撮る気恥ずかしさ
7
一雨で涼しくなったと思いきやいつの間にやら蒸し暑くなりき
6
待望の雨のもたらす涼風とうるおう花々いろの冴え冴え
20
「泣くなって…。」面倒そうなその声も 深く 深くて 優しく響く
7
熱心にきくのが仕事帰宅した私のゐない旅のおもひで
10
信号がずっと青でさ五年前別れた君を思い出したよ
14
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