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幾重もの役割捨ててここに居るふるさとの夜は我を抱けり
14
焼肉を食い終わってから魔物が囁く「デザートに小さめのケーキはどうだ」
6
日焼け止め みんなの柔肌守ってあげて! あとはお腹の痛みとかもさ
4
「ください」といえば許しを得られると教えた世界の甘さ恨みな
5
悲しいと言えるあなたの素敵さを少額寄付では守れぬけれど
3
花びらに触れるが如く口づけを信号待ちで夢に見た夏
5
茜さす紫帯びた
躑躅色
(
つつじいろ
)
リアーナみたく唇にのせ
2
雨音に耳そばだててエアコンを切り窓開けて夜半の風浴び
8
毒舌な友達に今を打ち明けて 優しさに触れてひとり泣く夜
10
ただ「夏」と呼ぶにはあまりに容赦ない この毎日が秋を運びぬ
13
お祭りと虐殺 同時にこの星で 人類はまだ スイカ食べてる
27
吊革に掴まる時の直角さみたいな返答
凸凹
(
でこぼこ
)
の愛
5
雷鳴の轟とともにカネタタキ 秋の訪れ負けじと知らす
6
我々はビッグバンの子またいつかビッグクランチ 一つになれる
4
弟よ私の指を持ってけば口に入れちゃう あの頃なあれ
5
シニアには非ずと言い張る友のいてクスリ何種も並べて今日も
16
死ぬる時唯物論者己見て意識
何処
(
いずこ
)
へ 無限階層(意識の無限層)
6
ずっと見ていられる君の後ろ姿肩幅よりも広いリュックサック
6
今日もまた順路に時間狂いなくキツネの見廻り太き尾ゆらし
14
泣きたくて仕方ないけど泣きません 君への思いを流したくない
9
少しずつ母は赤子に還るらし別れのあとは私が赤子
25
平等に生を受けたる人間はどこで悪事を覚えてしまう
15
いつからか 死ねる勇気に憧れて 線香がわりに 紫煙を上げる
8
人なんて所詮ただの動物で せいぜい100年ぐらいで死んでく
8
俺はさァ 痩せたいんだ、でも痩せる為だけの運動なんか御免さ。
6
想像を絶するバカと呼ばれても突っ込んでいくあなたはステキ
9
撫でてくれ 満足したら どこか行き かまってくれと また寄ってくる
7
なぜかって⁈ そこにあるのはパッション 理屈じゃないのよ わかってあげて
6
聳え立つ 壁を越えれず 嘆く我 強まる嫌悪 感の矛先
6
青空の清い青さえ奪う核 あの日の空も青だったはず
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