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三十一文字
(
みそひと
)
を学びて出会いし友に会うためのアクセル隣の町へ
17
甘藍
(
かんらん
)
が
十重
(
とえ
)
に
二十重
(
はたえ
)
に押し隠す秘密はもはや裁断されて
7
逃げのびた先のしずかな朝焼けが告げる新たな章のはじまり
8
草抜いて熱中症になったといふ 知り合いの身が案じられたり
12
どくだみは抜いても抜いても伸びんとす あのしたたかさ 手に入るなら
13
こんなにも 時間経つのが はやいのか 雑貨屋さんで ハロウィンみっけ
10
マル君の大好物の鶏ササミ 九月一日 大手町駅
5
記憶を奪われてもきっと思い出す背骨に這わせる夜のつめたさ
5
一度でも誰かと話して笑えたらそれだけで今日は佳い日としよう
34
悲しみを 無用に背負う 子供らを 救う勇気を お持ちでしょうか
4
この店のウィンナコーヒーは飲みませんあの思い出が壊れてしまう
9
大人とは 子供の前で 神となり 上司の前で 飼い猫となる
6
子供らを 指導をすると いいながら 責め続ければ 恐れるばかり
4
いつか死ぬ 身体だからと 言うぼくと 無言で動く 夜のブランコ
5
弱き子ら 人権らしき ものもなく 親の保護なく 責められるのみ
3
弱き子ら 涙を浮かべ 責められて 謝ることも おぼつかぬまま
3
教育と いう名のもとに 責め立てる ことが大好き パワハラ女
5
味変が要るんですよね人生は。旅の支度をいそいそしけり
7
芥子粒の 如きいたずら 騒ぎ立て 給料もらう 大人が怖い
5
ただ悪い 子供らよりも 正義感 熱く語れり 先生怖し
4
幼子が 手紙ごっこで 遊んだら キモイの言葉 大事となり
4
優しくも 可愛くもない 人間が 正義の鉈を 振り下ろす明日
5
ヒト同士でさえ仲良くできないし宇宙戦争にも勝てないか
7
三日月と宵の明星ランデヴー 暮れ空に輝る束の間のご褒美
14
心にもない言葉を並べられなんかムカつくイヤミか
!!!!
貴様ッッ
!!!!
8
何もかも「良」の反対へ転がるの いっそわたしの心も落として
6
一杯の蕎麦を三人分け合って食うとはかなり迷惑な客
12
(
はぐれぐも
)
浮浪雲 窓を横切る その先へ 私も一緒に 連れて行っておくれ
7
霜月が来るまで命滅するか羽を擦り合す秋の虫たち
16
廃れたる田舎漁村の軒下で か細く泣くよ猫の三匹
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