ルールってしたがうものじゃないんだな それで遊べばそれで良いんだ
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言葉ってあやつるものじゃないんだな 自然と湧いてあふれ出るんだ
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いいかげん三十五度の夏なのにこんなだっけとびっくりしてる
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夏の陽に しだれ柳も 目を背け 嫌な気分に 癒しの雲よ
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深海に勇み泳げば 苔の餌 沸き立つ泡で 深呼吸を
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交差点 「私のことまだ好きなの?」と 聞けないままの 右手がひとつ
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舌の根てふつー絶対乾かんやんマジ日本語さあ、てお菓子休憩
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「Ziploc」刻まれている冷凍のカレーよきっとつらかったろう
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風笑ふ 春を誘ひて 花見酒 酔ひて塩梅あんばい 忘れたるやと
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かはらざる 道を歩けば 散る花の 雪と覚ゆる 風の冷たさ
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あまつ月 あまたの星を ふらせ給へ 星無き夜にて 君と語らむ
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強烈な日差しと熱に雨雲が追いやられてく惜しまれもせず
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ひえあわ 今で言うならスーパーの消費期限の切れた惣菜
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褒められて素直に喜べない僕はきっと何かが邪魔してるんだ
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したあとに すぐ寝た男の 鼻ツマむ わたしが寝るまで うなされやがれ
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梅雨明けて夏来たるらしクールビズ 犬は舌出し猫はとろける
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熱々の回鍋肉に救われてきたる終末を少し忘れよう
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ばけものが世界の裂け目から這い出し街を焼く夢をみて春彼岸
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粗く溶けてゆく雪、残酷に夢が解かれ、むきだしの年度末を歩けない
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また無駄に一日を消費す 等速で死と消滅へ近付いているのに
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切り裂くがごと歓びの声交わし合ひ白鳥征けり天をしるべに
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あのさ、いい?あんたの親父悪いけど、善と名乗って俺を刺したよ
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知ってるかい?結婚式のあの風船、今ウミガメの胃の中だってさ
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雨ほどに色鮮やかな紫陽花を見上げる子らの黒髪ぞ光る
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「あらすじはダメです。心を書きましょう」田島ジュンコよ何故に夕暮れ
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情愛が結晶化したとさロンドンと博多に落ちた二粒の砂
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恋愛をする気は更々無いけれどあなたのことは愛してるのよ
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泣いているあなたをきつく抱きしめて額にキスした それがDV
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夜店とか花火もいいし浴衣とか楽しみだよね 僕がいなくて
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あなたからもらった手紙を捨てれずにただ本棚の奥に投げてる
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