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満月に 願いを込めて 我が友よ 病に負けず いつも笑顔で
10
5
時間目皆寝ている現代文 私が寝ればビンゴのようだ
12
けふの月 雲に隠れて 光差す 過ぎた月日は 戻らぬ
証
(
あかし
)
13
ねむくって ねこたちよりそい まっている おかあちゃんの ねんねのお支度
8
もう一度、おいでよ睡魔。今度こそ素直に聞いて眠るからさ
7
きみの声空気を変える魔法だね「おはよう」だって愛のコトバだ
23
割れた茶碗 気落ちした
後
(
のち
)
決意する「次は付喪神を宿すまで!」
6
今までは 焼きもち焼いて待っていた 手を離れたら 嫉妬しかない
9
スキャニング、スライスされた肉片が我が
存在証明
(
アリバイ
)
をネットに残し
8
あの頃の私へ 見てる? 憧れの街でこんなにお金がないよ
8
覚えてる 夏の日君の手が水を通って歪んだ あと振られた
5
ときごこち良い櫛に撫でられても キミの「お疲れさま」には足りない
11
下校する二人の児童歌いつつ 素敵なハモりに思わず拍手
18
面会の兄との会話に
生
(
あれ
)
る齟齬ロビーの陽だまり笑顔が似合う
18
安売りのきのこ2パック切りまして 鶏モモ・カンタン酢にて照り照り
12
朝ぼらけ
遣
(
や
)
らずの雨を祈りつつ澄ました顔でコーヒーを
注
(
つ
)
ぐ
14
ほんとうはだれがあの子をころしたの?「それはお前」と鏡がわらう
4
なんだっけあの野菜ほら、みどりのさ、ロールキャベツに巻いてあるやつ
6
ぴぴーって改札前で止まる人 許せるだけの余裕が欲しい
11
白鍵だけ翔んであるいてゆくような横断歩道笑うランドセル
11
酒は飲め飲め飲むならば 自力で立って歩いて終電までに
7
「2か月で、何か変わったことはある?」 「使った皿は水につけてる」
9
新緑の 若葉の匂い 嗅ぎながら うたた寝する 休日の午後
13
あの人が
4
つに割ると言ってからキットカットはそうして食べる
8
やさぐれた 心の裏腹 けふ肥へて やめたやめたや 明日の恨みなら
4
もう二度と動き出すことのないもの動き出す 度のあわないメガネ
3
はじまりはやさしさだった慣習も今となっては泥濘みたい
5
コーヒーとドーナツ食べてる母なれば 母の中では元気な部類
11
ちま猫と お鼻くっつけスリスリと ねこのごあいさつ すきすきヤッホー
7
声でかくおもしろいのが真実に 日々のあたたかさを信じていたい
3
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