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盆
(
ぼん
)
の
淵
(
ふち
)
立てば深井戸底の無いふしあわせってこう言うものか
17
カヌレとか ひさびさ食したくなりて 買ひ求めたり 50グラムを(ごめんね、ミニパン屋のお姉さんw)
6
水面へと盆提灯が落とす涙 流ることなくゆらりゆらりと
12
こだわりの強い子達は集まりて折り合いつけて過ごす四時間
14
降る雨の接頭語である「あいにく」を外して撫でるカフェの存在
11
虹が立つ そこに在るのにそこに無い 思い出せない思い出みたいに
9
ガス料金WEB確認ポイントを貯めた分だけ寄付をしてみた
5
Flügel
(
つばさ
)
てふ
実
(
げ
)
に脚長く腰高く
地震
(
なゐ
)
なき地にて成れる
形
(
なり
)
かな
5
おもむろに干からびていく 夕暮れに立つ向日葵のうなだれた首
9
風呂上がり 慌てあらため パンツ脱ぐ 前日比プラスの体重計
14
「金は腐るほどあるぜ俺の贅沢は治らねえ」 言ってみたいぜ!
7
「俺は法律を破るぜ義理も恩も屁とも思わねえ」 嗚呼清志郎かっこE
5
浴衣の君 口付けは
未
(
ま
)
だ 見惚れるは赤い唇 りんご飴のよう
6
中花火上がる地元の盆踊り 時間差の音 息を飲んで待つ
9
この本が欲しいと君が駄々こねて買って帰れば家に同じ本
8
故郷の墓前に集い汗ぬぐう三代の時流れて止まり
16
「気立ての優しい
娘
(
こ
)
だったよお前の嫁に欲しかったねと」 嗚呼我がソクラテスの妻(ラジオの懐メロ)
4
迎え火を焚いてる実家の向かいでは幼馴染が親子で花火
12
自分でも恥ずかしいほどのラブレター 入れたポストも真っ赤に染まり
12
「甘ーいフルーツみたい」なトマトは要らぬ ハードボイルドな赤茄子
何処
(
いずこ
)
4
「唇よ熱く君を語れ」今さら驚く 商業歌の完成度 確かに響く確かに動かす(ラジオで懐メロ聴く)
7
だよな ぼへさん トマトは青くて酸っぱくて ジャキッとしたセロリみたいやつに 塩かけて食うのが一番旨いな
4
お盆時期 順番待ちの 渋滞が 帰省ラッシュに 台風ラッシュ
8
幸せはケーキみたいな選択の中を頼りに歩いてくるんだよ
6
15
日、ほんまに帰ってくるんかな ちゅーるを君の皿に盛り付け
11
終わるからこそうつくしいものたちが終わらぬように祈ってもいい
8
ほんとうの言葉をきみに言う前に「これは冗談なんだけど」って
8
「久しぶり」君は死んだはずだそうか目の前に見えたのは陽炎
4
遠征の 先より届く 果物は 子からの愛の サプライズなり
17
暑かはし 日に
着
(
け
)
る
衣
(
きぬ
)
の蝉の
羽
(
は
)
の 袖は
杪夏
(
べうか
)
の風に
撓
(
とを
)
らふ
4
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