特別に教えてあげる あのハトもみかんも俺もお前なんだよ
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花冷えが何だ 遺影を入れる額の方が冷たい 毎回冷たい
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痛い事情(わけ)、相手が持っていても 平気で悪さする姿に理解拒む
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日当たりも水はけも悪い場所だけど置かれた場所で咲いております/題『花(テーマ詠)』
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やっと泣くことができるね強くしたシャワーと流す今日の悔しさ/題『やっと』
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飢える身も心も満たす御飯時 好きな食べ物 命慰(なぐさ)める
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「辛いね」と撫でられたくて見せた傷も 酷な他人には醜い汚物
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「女子だから」 スカート穿いた あの頃より ズボンの私が 一番「私」
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耐え難い辛苦がなぜか心地よい 痛む傷が肯定されるようで
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もう傷を負いたくない恐怖が生んだ潔癖が汚す視野と情愛
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懸命に言葉尽くし吐いても消えず増える生傷 廻(めぐ)る闇の中
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何もかも手遅れだろう。だとしても、ハチミツを飲んでおく(念のため)
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生活を支えるネジの一本を作る人へと賛辞を贈る(浮世離れした世界は虚無)  
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ガール・イン・レッド?チャペル・ローン?どっちでも良いよただ君が好き
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支配するものにいつしか縛られる君が手に持つその板とかさ
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さそはれてたどりゆく肌どこまでも甘美なる香をたたふスカート
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サブスクで検索できずに立ち止まるフリックできない夜探す歌
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水彩で空を描いていいのかなこの曇天さえ聖なるもの由
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立ち止まり惑う心は悩むけど不変なものは変わらないまま
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腐る恋 潔(いさぎよ)く諦めれば楽なのに可能性信じたい未練
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悩んでも変わらぬ問題に囚われ 浪費する時間 無益な日常
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ともしびに祈りをこめて幾年か 悲しみのなき未来のために
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君たちの汗で貼り付くワイシャツも 次の春には思い出になる
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人のことあくまでもそれ人のこと 自戒としての学びとする
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冬営業 取引先でコーヒーが 飲まねばならぬされどトイレが(近い)
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一桁の寒さもなくて雨もなく散歩日和の日が過ぎていく
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打ち込んでそのままになる文字たちを送れば君は困るだろうか。
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灰色のビルを覗くは青空よ 睦月の朝の柔らか光
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横並び袋叩きでまたひとり「平成」消えるテレビは何処へ
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想像を絶する一夜とそれでいて捻れた体躯にほとばしる朝
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