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秋空の呟く風にコスモスが応えて謡う愛の囁き
9
節制もそろそろ飽きたよ 採血が済んだら帰りはビールフェスなり>ファミマのテイクアウトだけど
15
ギャップ萌えそんな言葉の意味を知る笑う陽キャの俺冬が好き
8
砂の城 潮が満ちれば 崩れると 気づいた吾子が 水際で泣く
22
言霊の幸ふ国に聞き飽きる 美辞も麗句も誹謗も揶揄も
4
体力が枯れたる夕べの帰り道 風の涼しさだけが味方に
10
時間なく追われる日々に息切らし 夢見る夜もあっという間に
8
愛猫よ、君の隣で百万回泣いた後に眠りたい。叶わぬのなら猫股になれ
4
一枚のハンカチだけじゃ寂しさを吸収しきることは無理です
15
今しがた熊だった雲鳩となり龍神になって秋空駆ける
17
逢魔時、新興宗教の勧誘にずいずい勧誘し返すおばちゃん
7
スマホ持ちパソコン打って利便さを追えば不便の荒波かぶり
11
窓開ける涼風いっぱい吸い込んで言葉を持たぬ秋の様々
20
野菜からまずは食べろと教えられ入院食を思い出す園
7
食育を少し離れて見守つて年少組のドアマンと化す
5
見慣れてた年長組の子どもらは小さくもあり大きくもあり
8
折り紙に指一本で糊のばし箸が始まる三歳クラス
6
道端で背中のばしてひと休み ひとすじの風頬を冷やしぬ
15
扇風機しまう代わりにヒーターのお出まし しばし待機されたし
7
オムレツはバターのカロリー気になりて ゆで卵にする 採血前日
13
Fくんと視線が合えば精悍な顔でうなずく
十歳
(
とお
)
のときめき
10
真夜中のフラッシュバックの鮮烈が 賑やかに 逝く道 照らしおり
7
モネのいて 睡蓮もパリもひかりあり ひかりのみちに ひかりいており/角川武蔵野ミュージアムにて
12
閃くもふと予感して過去自作たどればやはり同じ
(
うた
)
短歌
あり(苦笑)
16
夏の背にしがみつきつつ体感は冬の初めが染み入っており
18
颯爽と我を追い抜き坂道をぐんぐん登る若者羨まし
16
ああ、こんな はずじゃなかった 曇り空 お腹は減るし カラスはでかい
4
クレカ額ひとつひとつは正確で 合計額は身に覚えない
7
Taro is dying
の意味を考える生きているのか死んでいるのか
2
仕事には差し支えなどないもののスマホ不所持は
心許
(
こころもと
)
なし
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