目覚めれば傷の手当がスリリングガーゼと傷が剝がれる瞬間
9
全身を打撲した後ぐうぐうと眠るそうです目覚めて食べる
6
現実に背を向け気づく本の山確かに生きたこれまでを知る
8
同じ月見ている君が考えていること分からず ひとりかも寝む
8
目の前に立つ現実の方向かず少し斜めの後ろ見てみる
5
深淵を覗く時 君も深淵を覗いていたら嬉しい
3
息を止めないよう注意してあと一回止まったら向こう側行き
4
ぽさぽさのトウモロコシの髭を持ち遊ぶ季節の青い惑星
4
まんまるのドーナツ持って夢中だね瞳に土星輝く子象
4
目を瞑りほんとうだけを思い出す瞼の裏に夏の田園
6
眠れない潰す頭を低気圧わかんなくなる痛みと今夜
4
石をどけ身体晒さずいることの軟弱とする宇宙人たち
4
光一っちゃんこういっちゃん 美味しいものを食べていた 我まで幸せ ファンとは、そゆもの
9
死んだ熱帯魚を掬い上げ泣いた アパートのした午前2時の影 魂はきっとファンタジーかどこか
4
エアコンのおやすみタイマー切時間徐々に伸びつつ夏は深まる
11
サイレント値上げとなったトマトジュース旧パッケージを見つけてよきかな
5
「虫の卵?ぽいのが床に落ちていて!!!」聞いて見たならチョコが2粒ふたつぶ
4
夕暮れにほろ酔いで聞くひぐらしに響鳴するごと梅雨の雷音
13
お年頃わざと昔の名称を調べたことが今にも遺る
4
金曜日のラ・ラ・サンシャイン 通り雨も官能的な三十一文字
7
チビ猫は ひたすらひたすら ビビります 花火の音がドンドコドンと
14
琴線に触れる こと、こと、音がする そんな気がする こころが動く
9
友からの 暑中見舞いは 風物詩 嬉しく思ひ 筆を持つ午後
24
N年後 死ぬのが怖くないように 少しはボケておきたいのです。
7
君の名は 畑に生える 草の名を 知ったときから 雑草でなく
7
乾く地も雨の過ぎたる地も有りて 天の差配はままならぬもの
20
運命の振り子が揺れるなんだろう揺らいでいるのは僕の方なのか
4
大海に嬰児のまれて幾星霜生きてた彼女そんな生です
7
帰りの電車、旅気分で快特、2ドア座って☺️ありがと
5
暑い暑いもお盆までであって欲しい、この酷暑、雨はいつ🥵
6