不眠症曇りのときでも仮初だ 太陽が眠るその時を乞う
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惰眠越えノロノロ歩く自分にも眠る前の陽は照らしてくれる
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少しずつ身につけて行こう人並みの生活まずは息を吸うこと
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春服と 冬服上着 あと少し いききしながら 暖かさ待つ
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二年前部屋に飾った海の写真 手繰(たぐ)る記憶の碧(あお)より褪せて
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反抗期 親も反抗 買い言葉 わかっちゃいるけど 親も人間(ひと)
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春雨じゃ 濡れて行こうと 言う俺を 無視して傘を 差して行く君
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徳用のドレッシングの容器には騙されたんだドボドボと出る
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仮の名で呼ばれることに慣れすぎて真の名前を名乗れずにいる
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山笑い 笑いすぎた 目の端に 涙滴り 次の季節に
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一矢(いっし)では報(むく)えぬならば二矢(にし)三矢(さんし) 三(み)つ束(たば)ねれば易(やす)く折れまい
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分け合ってやわらかチェルシー口にするおひとついかが?道産の味
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呼び捨てで名前呼ばれる幸福感 名付けてくれたばぁばに感謝
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岩塩を洗濯機に入れ丸くする 削れて溶けておなじになった
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モコモコのパジャマは役目を無事に終え 温(ぬく)い日差しを浴びた日曜
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ファスナーは無理やりにでも上がらぬに未練がましくスカート眺む
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意味のある会話はしない白と黄の木香薔薇の咲く初夏の庭
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これ以上あなたとお話しできないわ電池が切れてしまったようで
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うわごとを言うわ あなたのこれからが不幸ばかりでありますように
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ビーサンと水鉄砲が並んでるダイソーだけはもう夏休みか
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もう一度 やり直せると 言われても リセットしない 忘れたくない
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両サイド躑躅(つつじ)が飾る階段を降りる気分はタカラジェンヌ /公園にて
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くまばちは人を刺さぬと言うけれど 絶対刺すよなあのぶんぶんは
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倦怠期 美味しいものを 頬張って ねずこのふり して知らん顔
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毎日は砂噛む如く過ぎにけり時計の針に背中追わるる
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永遠に清算されない三角の一辺のまま踊り続ける
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白髪のたんぽぽを吹くベランダでさよならぼくのぼくのかみさま
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ふんわりと浮かぶ前髪あのひとの朝はおそらくすっごく長い
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透明になれると知った弟の部屋でがっつり浮かぶSwitch
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傘忘れ あぐねる私の 傍らで  いいお湿りですと 君は言い
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