真夜中に 今日一日を 振り返り まだまだいけると 意気込み眠る
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荒れた空 僕の心と 良く似てる 声が聴きたい 明るい君の
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知覚過敏様よ夜中に来るでない 食い縛りかな?にしては一本(だけ)
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虫の死に心止まらぬ当然を悼む休みがあってよいから
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大雨で流されていく側溝にさなぎの中でどろどろになる
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土の中眠ったままで死んでいく蝉のことなど誰も知らずに
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気持ちなどどうでもいいかクッキーをかわよい缶で選ぶみたいに
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整理する記憶を夢というのなら君の顔いつ捨てたらよいの
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やさしさを無性に得たいわけじゃない知らない人にもらう飴玉
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夏場でも毛布に逃げる唯一の私にとって何もない夜
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待っていた夏場の雨に喜んで夢で踊った夜のたんぽぽ
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夏に雪降ってもどうせグッドバイ煩わしさに無視するだろう
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早朝の大袈裟に鳴くカラスたち励ましていてくれたらよいな
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チルアウト。片耳流れるMidnigh(t).心静かに音と消えゆく。
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今日もまた滑り続けるウォータースライダー壊れた安い玩具のように
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わたしこそわたしを縛る鎖であってどこへ行っても自由になれない
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うえしたとさゆうに振ったコンダクター興味関心LikeにNope
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仲の良い姉弟あねおとうとに見えたならふたりの罪はゆるされている
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君の乗る小舟を沖へ押しやった。もう一緒にはいられないから
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沢山の ギフトを君にもらったよ わたしは何をあげれたのだろ
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ゴミ捨て場背にして撮った猫の目の奥は月白 明日は期末
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田園の夜を溶かして週末の旅は虹色 サマーバケーション
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0 3 6 9 だけの時計つけていた高校同期のキャンパスライフ
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孤独には慣れない孤独にはなれない馴れ合いとはほんとは思えない
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ねこ母のあんよを抱いて おかお乗せ ちま猫 ねんねのしたく、かんりょー
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くたびれた 背に背中むけ 黒蟻の 首をいためる 道の格子で
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ベランダに干してる梅を見張るから今日はどこにも出かけなかった
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水筒を忘れた事を言い訳に今日の散歩は四十分だけ
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満月を 眺めて想ふ あの人を きれいと笑ふ その横顔を
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猛暑日は庭にも出ずにひきこもりグッタリ花々吾を呼ぶらしい
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