うたたねこ しあわせそうで平和かな 1時間後にはゴハンどたばた
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アストロという名のマグロを食べたくて夜空で恒星 in my hands
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音立てて 世代交代 始まれば 老いぼれは去り 若者は立つ
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十分に 与えられたる 幸せに 飽き足らぬのか 愚か者には
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欲張れば 手元にありて 麗しき 幸せを捨て がらくたに泣く
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感謝して 今ある姿 認めては 幸せ感じ 喜びに湧く
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理想とは 出来ないことを 求めては 今ある姿 認めないこと
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何しよう 何がしたいか 考えず ただただ楽に 生きる年代
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老人は 言ってることも 定まらず 思い出しても 言葉が出ない
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母は言ふ「なんとかメルクリ」明日する メルカリか??いや、シュクメルリのもと(笑)
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本当は誰も必要ないと言う革手袋が道に落ちてて
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シュクメルリ 美味しいけれども熱々熱々 猫舌ねこ母 店内はキツい
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橿原や始馭天下はつくにしらす宮跡に太敷ふとしきませるこの大社おほやしろ
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「素敵だな」「分かるわ」「頑張れ」「おもろいやん」短歌うたに感情活性化され
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枯れ果てた野草に混じり菜の花が姿を見せる令月の昼
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山茶花の散り際見つけ押し寄せる顔刺す風と季節の変化
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困った時のちゅ〜る頼みの私から開発者様にノーベル賞を
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横須賀の美しい海を見ても歌を詠む気にならないのは何故だろう
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呉服屋が四軒スーパーなしの町 住もうとしている猫と私と
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公平に一本ずつに雪置いて 冬終わらぬと主張する山
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白い雪白い空から白い野に降る日白鳥北へと帰る
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足の甲 意外と傷が深かった ねこのつめあと ねこ母あるある
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実はまだ花粉症との診断は無いのだけれど お目目しぱしぱ(今年あたりくるかも)
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ダテメガネ 百均に買いに行きたいな 花粉 週明け一気に来そう
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絶滅をゆるくしながら人類の不和は尽きない賑わうテレビ
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沈黙に目隠しをするようにやや音量あげて聴くカーラジオ
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この先の未来のどこか予約するように見初めて買うワンピース
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苔のむす森深くまで分け入った心地でひらく古書店のドア
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この空き地もうどんな家建ってたか忘れておりぬ買い出しの道
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ひさかたの天の岩戸を押し明けて豊栄昇とよさかのぼる日の御旗かな
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