わたくしをわたしとばかり読む私 あなたの美しさに殴られたい
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秒針を攪拌機として 私たちいつになったら混ざり切るかな
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マスターボール ひとつ持ってはいるけれど 君とはゆっくり仲間になりたい
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よく知らん医者の含蓄ある言葉 あなたが友達だったらいいのに
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重箱の隅をつついてばかりいる 重箱の隅は暮らしやすいかい?
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淡緑のさくら草に紅の芽のみどり児照れる冬残る日に
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「プレイヤーだつた日々のが楽だつた」己が動けぬ歯がゆさの声
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翌日の出世頭の折り返し社長の供のゴルフの帰り
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魂を削り語つたアナリスト 己は何を遺せるだらう
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ラジオから一気に二人消え去つて警鐘を聴く耳はさびしく/合掌・森永卓郎
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東雲しののめの 冬寒の月細々と 消へ入るように隠れるように 
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冬送り群生に咲くカタクリに春風吹かば妖精舞ふが如し
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公開は積極的にされてない逃げているのか嘘つきなのか
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寒暖差 朝昼晩の 温度差で 温度の割に めちゃくちゃ寒い
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白色に輝く強膜引き立つ目想起したのは猛禽類
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パソコンは日本語環境取り去れば「I feel better」と叫ぶやもしれぬ
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これどう?と聴かせた曲の歌詞に触れ 育つ心におどろかれぬる
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心には屋根などなくてだからかな雨が降ったらずぶ濡れになる
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なんとなくただの風邪だと分かってた いいよ休みな1日ぐらいさ
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精一杯創ったあなたの私像 ウチになった時更に恋した / 清楚はじめました。
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初めてと聞いたあなたの髪の毛が 黒すぎたから恋をしたんだ! / 清楚はじめました。
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トパーズの瞳は映す愛しげに 風に微笑みエニシダ揺れる
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ばつさりと髪を切りし日首筋をかすめし風はのよだかなりき
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美味しいの?夜通し発酵させたから。カスピ海って一晩で着く
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天国と自分の部屋を言う娘浮き世の母の部屋で夕飯
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残酷で 圧倒的に 美しい そんな気持ちの 名前とは「愛」
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実家から見上げた空が天国に一番近いと知った夕暮れ
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リンゴ酢て歯が溶けるんだ!なるほどね そのまま身体溶けてもいいよ
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濃く深く重ね続けた思いなら「おはよう」だけできっと伝わる
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仕事場に来るが時折亡き友の安らかな顔浮かび泣く冬
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